ブリーチリタッチの種類について

僕のブリーチリタッチは大きく分けて

 

ベーシックリタッチ

コットンリタッチ

フォイルリタッチ

 

の三種類があります。

 

 

こちらの画像を見て頂ければお分かりかと思いますが、

 

ベーシックリタッチ

→ブリーチ1回相当の明るさにするブリーチリタッチ

 

コットンリタッチ

→ブリーチ2回相当の明るさにするブリーチリタッチ

 

フォイルリタッチ

→ブリーチ3回相当の明るさにするブリーチリタッチ

 

というイメージです。

 

 

料金もそれに合わせて、

 

ベーシックリタッチ

→基本料金から-¥5,500

 

コットンリタッチ

→基本料金

 

フォイルリタッチ

→基本料金に+¥16,500

 

という形になっており、それぞれメリット・デメリットがあります。

この記事で解説していきますので、ご来店頂く際の参考にして頂けたらと思います。

 

※あくまでも”リタッチの話”であって、伸びてきた根元より先の全体の明るさは基本的にホワイト領域近辺まで明るくしますのでご安心ください。

 

 

ベーシックリタッチのメリット・デメリット

 

 

ベーシックリタッチとは要するに、よくあるヘアカラーのリタッチのようにコットンやフォイルを使わずにリタッチしていく方法です。

 

 

コットンやフォイルを手に取る手間が無い分短時間で塗り終えられますし、道具のコストも掛からない為安価に施術が可能です。

 

 

ホワイトの場合はどうしても根元の黄色味が目立ってしまうかもしれませんが、ブロンド系ならそこまで酷く目立つわけではありません。

また、伸びてきた黒髪の長さがそのまま甘めに設定する長さになるので、伸びれば伸びただけ黄色味が強い部分が広がりますが、非常に安全なリタッチのため月1での小まめなメンテナンスが可能です。

 

 

オンカラー時も、濃いお色で染める分には先ず障害にはなりませんし、パステル系も根元だけ濃いお色にするのならば問題なく作れます

 

 

 

また、新生部(伸びてきた黒髪)を甘めにブリーチするからと言って、全体がどんどん黄色味が強く残った状態になっていくわけではありません

 

伸びてきた時には新生毛(ピンク枠)だけでなく、前回ベーシックリタッチで明るくした部分(水色枠)まで塗ります。

そうすると、新生毛はブリーチ1回相当に、前回リタッチした部分はブリーチ2〜3回相当の明るさという、根元には黄色味があるけれど中間から毛先の既ブリーチ部分はしっかりと白に近い明るさというベースを、ほぼ切れ毛なく作れます

この点に関してはコットンリタッチも同様です。

 

 

ベーシックリタッチのまとめ

 

メリット

・圧倒的に切れ毛が少なく済むため、月1での小まめなメンテナンスが可能

・ヘアカラーのリタッチと同じ感覚で塗れるくらい非常に安全なリタッチ方法のため、万が一Hanaのカラーや接客が合わず他店に行かれたとしてもまず困ることはない

・手早く且つブリーチ剤以外の道具を使用しないため、短時間低料金でご提供できる

 

デメリット

・真っ白にしたい場合は根元の黄色味が気になるかもしれない

 

 

コットンリタッチのメリットデメリット

 

 

コットンリタッチはその名の通り、コットンを使用しリタッチしていく方法です。

 

 

スライス(毛束)の間にコットンを挟むことで、頭の丸みによる塗布位置のズレでブリーチ剤が付いて欲しくない部分に付かないようにできたっぷりとブリーチ剤を塗れるため、その分しっかりと根元から明るくする事が出来ます

 

 

冷たさを感じるような純白の場合は少し根元の黄色味が気になってしまうかもしれませんが、ホワイトブロンドや抜きっぱなしブロンドであれば殆ど気にならないかと思います。

ベーシックリタッチよりも明るく出来ますから、多少期間が空いてしまったとしてもそこまで目立つ事はありません。逆に1ヶ月程度の短いスパンですと切れ毛のリスクが上がってしまう恐れがありますので、2ヶ月周期を目安にご来店をお考えの方にお勧めです

 

 

オンカラー時はベーシックリタッチよりも明るめのお色を入れることもできますし、濃いめのお色を入れた場合は色落ち時の根元の黄色味が少なくなります

 

 

 

塗布範囲はベーシックリタッチ同様に、ピンク枠で囲った新生毛、青枠で囲った前回リタッチした部分まで。

コットンリタッチの場合はベーシックリタッチよりも明るく出来るので、新生毛はブリーチ2回相当、前回リタッチ部分から先はブリーチ3回相当の明るさを、ほぼ切れ毛なく作る事が出来ます

 

 

 

コットンリタッチのまとめ

メリット

・ベーシックリタッチよりも黄色味を少なくできる

・フォイルリタッチよりも圧倒的に切れ毛を少なくできる

 

デメリット

・フォイルリタッチに比べれば黄色味が残る

 

フォイルリタッチのメリットデメリット

 

 

フォイルリタッチとはその名の通り、アルミフォイルを使用しリタッチしていく方法です。

 

 

コットンリタッチ同様にスライスの間にフォイルを挟んで塗布をするのですが、コットンよりも保温性に優れ、スライス一枚一枚を密閉に近い状態に出来る事から、コットンリタッチよりもより明るくすることが出来ます

 

 

根元から真っ白に出来る明るさにするため、純白や冷たさを感じる白やパステル系を根元から入れたい場合も対応できます。

 

 

 

一方で、根元から真っ白な状態ということは、裏を返すと非常に切れ毛のリスクが高い状態になります。

赤枠で囲った新生毛は、白に出来るくらいパワーの強いブリーチを長時間乗せなければいけないのに対し、水色の枠の既ブリーチ毛はブリーチ剤が付いたら切れてしまうくらいダメージしている状態です。

勿論、ブリーチ剤を塗布する時は既ブリーチ毛にブリーチ剤が付いてしまわないように、細心の注意を払って塗布をします。

とは言え、上記の画像を見て頂けばわかる通り、髪の毛の伸びる速度は全て同じというわけではないため、その境界線はまばらになります。

その結果、黒髪部分にしか塗らないようにしたとしてもどうしたって既ブリーチ毛にもブリーチ剤が乗ることになりますし、絶対に既ブリーチ毛に付かないように塗ったとしたら、境界線に塗り零しの黒い点々が生まれてしまいます。

 

その為、どれだけ丁寧な塗布をしたりトリートメント等で補強をしたとしても、多少の切れ毛は避けられません

加えて、施術直後にそこまで切れなかったとしても、境界線部分は非常に危険な状態になってしまうため、日々の生活の中で自然に負ってしまうダメージで大なり小なり切れてしまう恐れはあります。

 

例えばメンズのショートのように、多少切れ毛が出たとしても目立たず、半年もすれば生え変わる長さなのであれば、根元から白くするリスクもそこまで影響しません。

ですが、ある程度の長さや面の綺麗さがモノを言うボブ系のスタイルの場合は、元々の髪質がブリーチに強く、アイロンを入れずとも綺麗に整うしなやかな直毛の方でなければ、どうしても切れ毛が発生した場合に目立ってしまう為推奨はできません。

 

 

 

フォイルリタッチのまとめ

メリット

・根元から真っ白に出来る

 

デメリット

・ベーシック、コットンリタッチよりも+2時間程度時間がかかる

・施術時切れ毛のリスクがある

・日常生活の中で常に気を遣っていたとしても、切れ毛のリスクは否定できない

 

 

どれが合うか

 

ベーシックリタッチを推奨できる方

 

・月1ペースでリタッチをしたい方

・鮮やかなお色や濃いお色、ベージュ系のナチュラルハイトーンをご希望の方

・切れ毛を極力なくしたい方

・多少の黄色味は許容できる方

・なるべく安く抑えたい方

・ベリーショート~スーパーロングの方

 

 

コットンリタッチを推奨できる方

 

・2~3カ月ペースでリタッチしたい方

・色落ち時になるべく黄色味をなくしたい方

・なるべく切れ毛をなくしたい方

・ショート~スーパーロングの方

 

 

フォイルリタッチを推奨できる方

 

・絶対に2カ月周期でお越し頂ける方

・徹底的に黄色味を無くしたい方

・多少の切れ毛は許容できる方

・寝相が悪くない方

・ショートの方、もしくは最悪ベリーショートにする事も許容できる方

 

 

 

あくまでもリタッチ(根元)の話です

 

繰り返しになりますが、ここでお伝えしているのはあくまでもリタッチ、つまり伸びてきた根元をどこまで明るくするかという話です。

ベーシック、コットンリタッチでも、根元以外はフォイルリタッチで作るベースと同様の明るさまで明るく出来ますし、根元以外は純白やパステル系にする事も出来ます。

その上、切れ毛をほぼ無くす事が出来るので、基本的にはベーシック、コットンリタッチを推奨しています。

 

また、これらのリタッチ方法はどれかを選んだらずっとそのやり方をしなければならないわけではありません。例えば、

 

「ベーシックリタッチをずっとしていたけれど、ブリーチを出来るのは今回で最後だからフォイルリタッチにする」

「前回までフォイルリタッチをしていたけれど、切れ毛が気になってきたから今後はコットンリタッチやベーシックリタッチにしていく」

 

というように、途中でやり方を変える事も可能です。

そしてこれらどれを選べばいいかは、ご予約時のLINEでのカウンセリングや、ご来店時のカウンセリングでご相談頂けますので、迷った時は遠慮なくご相談下さい。

 

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