いいなと思ったデザインは脳内ストックを心掛けています。
それは何も、髪色だけではなくて、写真とか動植物とかもそうですし、最近は例えばお菓子やジュースのパッケージとかも、一流のデザイナーさんがデザインをされているわけですから、生きているだけで色んなデザインを目にすることができると思うんです。
勿論、その中で良い悪いではなく、好き嫌いはありますけれど。
基本的に、良いなって思うものの方が多いです。
湖山先生が言ってました。
綺麗と思えるものが増えると言うのは、描けるものが増えると言うこと。
そういうことなんだろうなって思う、今日この頃です。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーにカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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というわけで今回は、2019年12月に行われたBOC online hair color fesにて、熊谷のYSOさんが作っていた、分け目の部分にポイントを絞ったデザインカラーをイメージしたカラー。
こちらです。
今見ても、めっちゃ可愛いです。
僕が追いつき追い越したい方の一人です。
で、こちらのデザインを元に、僕なりに色々解釈して作ろ〜って。
で、できたのがこちら。
紫とシルバーをベースに、分け目の部分にパステルなカラフル。
と、ちょろっと襟足の両端にも置いてみました。
こちらの方はパーソナルカラー的に、パキッとした色合いよりも柔らかな色合いの方が得意な方なので、ポイントを絞ったとは言えあまり強すぎる色味は使わないようにしました。
パーソナルカラーって、僕個人の意見としては一つの判断材料として非常に有効でもあり、同時に足枷にもなってしまうものだと思います。
確かに、パーソナルカラーをキチンと見極め、その方をより魅力的に見せる色合いとデザインができることはとても良いことだと思います。
また、自分に似合うお色がわからないという方からすると、そう言った判断基準があり、「赤が似合う似合わないではなく、どんな赤が得意でどんな赤が苦手なのか」という見方をするというのも僕が良いなと思うことの一つです。
パーソナルカラー診断の中には、ベストカラーみたいなものもあり、その方を一番引き立てる色というものを診断することもできますしね。
更に言えば、パーソナルカラーは一度診断したら未来永劫変わらないものではなく、年齢などに応じて少しずつ変化していくものですから、ただの似合う似合わないの判断よりもずっと柔軟で理に適った考え方だと思います。
しかし、パーソナルカラーの診断をした場合、人によってはどうしてもそれに引っ張られてしまう場合があります。
ヘアカラーを、色を愛する僕としては、世界には沢山の魅力的な色があるのに、たったそれだけの理由で避けてしまうのは非常に勿体無いなと思うのです。
それに、”似合う”と”好き”は必ずしも一致しませんし、求める人物像を考えたときにズレが生じる場合があります。
僕なんかがわかりやすい例ですが、僕のパーソナルカラーに於ける得意な色の系統はスプリング・サマー。
どちらも明るく、スプリングであれば鮮やかなイエローベースのお色、サマーであれば淡くブルーベースのお色。
その中でも、サマー系のピンクが一番引き立たせてくれるお色になります。
そして、そう言った得意とする系統のお色は、基本的にお顔周りに持ってくるのが良いとされています。
髪色しかり、トップスとかもそうですね。
しかし、僕が普段着ている服と言えば、9割黒です。
マニパニTシャツとかね。
この写真の場合、髪色がベストカラーに近いお色なのであれですけど。
兎角、黒という色味がもつ性格というものがあり、僕の”こうでありたい”と思う人物像を考えたときに、本来得意ではない黒という色をよく身に纏っています。
こういう時に、自分の”なりたい”に対してパーソナルカラーに縛られてしまって着れない、身に纏えないと思ってしまうことは非常に勿体無い事だと思うのです。
なので、僕のスタンスとしては、
パーソナルカラーの考え方って外見的特徴だけで判断ができる非常に合理的なものでありながら柔軟でもあり便利だし、とても良いものだと思う反面、それに縛られて好きに色を身に纏えなくなってしまうのは勿体無い
という物になります。
今回のように、”好き”と”なりたい”がパーソナルカラーと一致している場合は良いですが、必ずしもそうではないと思います。
そういった時に、”好き”とか”なりたい”を優先して上げて欲しいなって思いますし、作る側の僕としてもそっちを優先できるようなデザインの提案ができるように精進せねばという気持ちです。
メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:6h
パーソナルカラーのこともそれなりに勉強して、検定を取ったりもしています。
が、それ以上に僕はそもそもの”色”というものが好きですし、その時々の好きな色を身に纏っていたいなと思っています。
なので、似合う似合わないも勿論大事ですが、”好き”とか”なりたい”を一番にご相談頂けたらなと思います。
似合わせるのは僕たちの仕事なので。
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