ヘアカラーのオーダーをするときより更に手前。
「次の髪色どうしよ〜」って探すとき、何を見て探しますか?
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
こちらの記事や日々のブログ、スタイルページ、インスタグラムなどをご覧頂いた上、僕の理念や作るスタイルに共感頂けた方は是非LINEオフィシャルアカウントから、友達追加の上ご連絡ください。
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一番多いのは、髪色の名前で検索することでしょうか??
「髪色 ピンク」とか、「グレージュ」とか。
でも、正直出てくるのって似たり寄ったりな髪色じゃないですか??
ヘアカラーは本当に好きな自分になるためにするもの
ヘアカラーをするのは、特に一般的に派手髪と呼ばれるような髪色にされる方って、量産的な髪色が嫌で個性的だったり自分が本当に好きな自分になりたくて
僕自身がそうです。
流行り廃り、トレンドというものには心底興味なくて、”今、自分が好きなものが、今の自分にとって全て”です。
職業柄世間の動向は頭に入れてますけれど、心は常に自分の好きなものにだけむいています。
僕の元に来てくださる方もそうだと僕は思っています。
・量産型になりたくなくて
・他人と被らないファッションがしたくて
・自分の好きな自分になりたくて
何より、
・Hanaの作るデザインが好きで
来てくださる方々だと思っています。
ですから、自分で言うのもなんですけれど、僕の作る髪色ってヘアカラーというよりも言わばブランド物に近い感覚なのかな、って思っています。
洋服を選ぶ時に、生地の質感や縫製を気にはすれども、それだけで判断はしませんよね。
生地が良くて、縫製もしっかりしていて、何より”好きなデザインだから”選びますよね。
そのデザインを身に纏うことで、自分の思い描く理想の自分に少し近づけると思うから、買って着るわけです。
僕も、僕の作る髪色もそういう存在になりたいと思っていますし、お客様からのオーダーや反応を見ると、少しずつではありますがそういう風になれてきているのかな、なんて思っています。
髪色は、自由でいい
ですから、既存のデザインだけに囚われることなく、自分自身が本当に心の底からいいなって思えるデザインを身に纏って欲しいなって思います。
それは例えば、動植物だったり風景だったり、絵や写真であってもいいと思います。
自分がその時、一番好きなものを身に纏えたら、それ以上にテンションが上がることってないと思うんです。
絵画をイメージしたオーダー
例えば以前あったオーダー。
唐突に送られてくる4枚の絵画…。
そして一言、「こういうイメージでお任せで!」。
…激アツですよねwww
著作権的にブログに貼れないのが申し訳ないのですけれど…。
兎角、作り方が分かる既存のデザインではなく、どう解釈して作るかを試されている、言わば大喜利オーダーです。
脳内でドーパミンがダバダバ出てるのが分かります。
デザインを作る上での取捨選択
勿論、4枚の絵の全てを髪の毛に打ち込んでしまっては、ひっちゃかめっちゃかな纏まりのない髪色になってしまいます。
纏まりのない髪色は、派手にはなろうとも下品になってしまいます。
なので僕は、特にいいなと思った2枚に照準を絞りました。
元々、送って頂いた画像は”全体的に使われている色相が近いという共通点”がありました。
しかし、明度や再度はバラバラです。
それらを組み合わせるに辺り、一番面白くなりそうな組み合わせを考えました。
髪色を考える上での一つのルール
更に、全体的にまばらに置くのでは、矢張りまとまりがなくなってしまいます。
そこで重要になるのが、綺麗なヘアカラースタイルを作る上でのルール。
・根元が暗く毛先が明るい
・根元が淡く(濁って)、毛先が鮮やか
・お顔周りが明るく、後頭部側が暗い
・頭頂部が明るく、襟足の方が暗い
これらは、必ず守らなければならないわけではありませんが、纏まりを作る上では非常に有効です。
なので、1枚の絵の雰囲気を、少し彩度をと明度を上げて、襟足から後頭部、そしてお顔周りのインナー部分に。
もう1枚の絵は頭頂部付近からお顔周りに。
気持ち彩度を上げて、1枚目の画像と馴染むように。
そしてそれらを、全体的にデフォルメして配置していきます。
こんな風に、遊んでみたりなんかして。
ちなみにこの状態が一番それっぽい状態でした。
仕上がり
で、出来上がったのがこちら。
ぐるりと一周、こんな感じです。
後ろ側はこんな感じで。
トップに行くにつれて彩度が上がるようにして、お顔側の明るく鮮やかな部分への繋がりを意識しています。
写真では少し分かりづらいですが、襟足から後頭部の真ん中あたりまでは結構彩度を落として濁らせて、1枚目の写真のような色合いにしています。
逆に、トップからお顔周りは2枚目の絵をそのまま広げるイメージで。
分け目が大体決まっている方なので、せっかくなので2枚目の絵の内側に1枚目の絵の要素がある事が分かりやすくなるように、中心から展開するのではなく少し左側に寄せて展開させています。
メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:6h
このように、既存のスタイルではなく絵や風景や動植物をイメージしたオーダーも承っておりますし、最近はそう言ったオーダーが非常に多くなっております。
勿論、既存のスタイルが悪いというわけではありません。
方程式が確立されているわけですから、その通りに作れば当然綺麗なスタイルになってくれます。
けれど、本当に自分が好きなモノを身に纏おうと考えた時、もっと視野を広げてあげれば、より一層自分自身がなりたい自分に近づけると僕は思います。
そんな僕のHanaカラー。
是非楽しいお題を頂けたらと思います。
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