飴村乱数と甘露寺蜜璃を足したような桜並木カラーの話

時に、思い掛けない仕上がりになることもあります。

勿論、基本的には狙っていくわけですけれど、狙った結果狙いとは違う可愛いになることもありますよね。

それがまた、面白いと思うんです。

 

 

 

【華やかで品のある髪色が派手髪】

【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】

をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。

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オーダー、桜並木をイメージしたカラー

 

 

と、言うわけで今回のオーダーは「桜並木をイメージしたカラー」です。

 

今までも桜をイメージしたカラーはよくありましたし、夜桜とかもありました。

 

けれど、”桜並木”というのは初めてですね。

 

 

 

桜並木をイメージして、ということは…

 

桜単体や夜桜では無く、桜並木ということは、当然桜色の要素だけでは再現できなく成ります。

 

並木通りをどのような雰囲気でイメージするのか次第で変わってきますが、確実に必要になるのは…、

 

・桜=ピンク

・樹=茶

・地=茶

 

ですよね。

ただ、樹と地面で茶が被ってきてしまうと、そこの表現は難しくなってきてしまいます。

なので、今回は地面を芝生であると想定し、

 

・桜=ピンク

・樹=茶

・地=芝生=黄緑

 

としました。

 

 

 

使った色はこれ

 

リタッチを終え、樹の部分に当たる茶をローライトで入れてあげたら、いざオンカラー。

使ったのは…、

 

 

 

 

こう。

ピンクも、紫みのものとオレンジ味のもの。

黄緑も濃淡を付けて。

 

勿論オールマニパニです。

マニパニ使い慣れている方なら、すぐにどれがどの色か分かるでしょう。

 

で、芝生部分をインナー、桜部分を表面として、なるべく微妙な差が付くように塗って。

 

最後にカットをしてもらったら…、

 

 

 

完成

 

 

お顔周りはこんな感じ。

で…、

 

 

 

 

後ろから見るとこんな感じ。

 

 

 

そう、こんな感じで…。

 

 

 

カットの形も相まって…、

 

 

 

飴村乱数×甘露寺蜜璃 感が否めない

 

 

 

…まあ、そういう時もあります。

これはこれで可愛いですし、ローライトの茶が全体を引き締めてくれていて何となく桜っぽい雰囲気で作るよりもずっとオシャレ感あると思うんですけれど。

 

カラーとカットは…、というか全ての施術に於いて、カットは密接な関係がありますし、何ならカットが土台になるわけですから。

思った形とちょっと違う感じになるなんてこともあります。

 

でも、それこそが分業の面白いところだと思うんです。

 

Al Chem自体は分業制というわけでは無く、千田とはるかは全ての施術をしますけれど。

僕個人はカラー専門で、ハサミは持つとしても文具用のハサミ。

ですから、僕の感覚と2人の感覚が組み合わさった仕上がりになります。

 

勿論、ちょっと違うかな?と思う時も、正直全く無いわけではありません。

けれど、そのちょっと違うなは相手のせいとかいうわけでは無く、むしろそのズレが楽しくて。

 

何でそう思ったのかとかをすり合わせていくと、今度は僕に無い価値観を知ることができて。

 

そういうのの積み重ねで、お互いの仕事がブラッシュアップされていくのかなって思うんです。

 

 

 

 

 

メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)+ハルカカット(¥6,600)

所要時間:6h

 

 

 

僕のカラーもそうですが、千田やハルカのカットと組み合わさるともっと可愛く格好よく、面白くできるので是非カットもお任せください。

 

コメント

  1. […] […]

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