ブリーチは滲みて痛いもの?滲みない痛くないHanaのブリーチ技術

よく、SNSなどで

「ブリーチめっちゃ滲みる〜(泣」

みたいな投稿を見ます。

 

なんなら、

「ブリーチは痛くて当たり前!それを乗り越えて希望の色を手に入れる!!」

みたいな風潮すらありますよね。

 

でも、痛いのなんて嫌じゃないですか。

今までブリーチをされてこなかった方の中には、痛くなるのが嫌で(怖くて)やりたい髪色を諦めていた方も少なくないのではないでしょうか??

 

でも、ブリーチってある事にさえ気を付ければ、痛くないのが当たり前な技術です。

 

 

 

【華やかで品のある髪色が派手髪】

【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】

をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。

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何でブリーチすると滲みる・痛くなるの??

 

そもそも、ブリーチが何故滲みたり痛くなったりするのか、ちゃんと説明してくれる人って中々いないですよね?

強い薬だから??

勿論、それも一つ理由として挙げられます。

 

滲みないブリーチ技術のご説明の前に、先ずは何故ブリーチをすると滲みたり痛くなったりするのかをご説明させていただきます。

 

 

と、その前に。

 

「ホワイトヘアにするのにはブリーチ何回必要ですか?」→1回です。
ブリーチ何回もしないと白にはできないと言われたことのある方もいるかもしれませんが、ブリーチをちゃんと理解していれば日本人でも1回で出来るのです。

 

ホワイトブリーチの記事ですが、ブリーチ剤に含まれている成分やブリーチするときに起きている反応などをご説明しておりますので、まだお読みで無い方は先ずこちらからご覧ください。

 

 

滲みるってどういうこと??

 

滲みるとか、痛い。もうちょっと軽い感じだと痒いとか。

こういうのって、なんとなく普段ふとした時に感じたりしますが、そもそもどういうことなのか。

 

シンプルに言うと、身体の防衛反応のひとつです。

 

身体に異物が付着した時に、痒みを感じたり滲みたり、痛みを感じることで、それを取り除こうと反応しますよね。

つまり、ちょっと大袈裟に言えば命を守るための反応なのです。

 

 

 

理由①強いアルカリによって滲みる

 

髪の毛や頭皮、お肌全般そうですが。

我々の身体を覆うものの大半は、pH5.5~6.5くらいの弱酸性に保たれています。

 

それに対して、ブリーチ剤は大体pH11前後。

 

本来あるべき領域と真反対のものが付着するわけですから、当然お肌が反応してしまいます。

 

 

 

理由②過酸化水素で滲みる

 

過酸化水素ってカラー剤やブリーチ剤の2剤としてイメージが強いですが、もっと身近なもので言うと傷口に塗る消毒液もオキシドール、過酸化水素水ですよね。

あれも、傷口に塗ると滲みますよね。

 

傷口に過酸化水素を塗ると滲みる理由は、血液などに含まれているカタラーゼと言う酵素に反応して分解され、活性酸素を発生させます。

この活性酸素が傷に付着してる細菌などを死滅させてくれるのですが、同時に身体の細胞をも攻撃してしまいます。

それ故にオキシドールを塗るとめちゃくちゃ滲みるわけで。

 

ブリーチ剤もアルカリ剤で過酸化水素を分解し、カタラーゼではなく過硫酸塩によって発生した酸素ラジカル化し活性酸素にさせます。

これが、頭皮の皮膚組織を攻撃してしまうため滲みたり痛くなるわけです。

 

 

 

理由③低温火傷

 

ブリーチ剤くらい激しい酸化をする薬剤だと、多少酸化熱が発生してしまいます。

 

低温火傷とは、体温より少し高い44℃〜50℃で起きる火傷のひとつですが、日本熱傷学会のデータによると、

 

44℃で3〜4時間

46℃で30分〜1時間

50℃で2〜3分

 

でなってしまうと言われています。

 

僕も放置中のブリーチの温度を測った事があるわけではありませんが、少なくとも体温よりは高い温度になってしまっていることは間違いありません。

 

熱の発生もブリーチ剤によっては様々ですし、人によって放置時間も変わって来るので必ずなるとは言えませんが、原因の一つとしては充分考えられます。

 

 

 

ブリーチで滲みないようにするために

 

大きく分けて3つの理由から滲みたり痛くなったりしてしまうのですが、それを防ぐために僕は2つのことに気を付けています。

 

 

 

頭皮に付着させないゼロテク塗布

 

折角綺麗な髪色にしたいのに、その過程で滲みたり、酷い方だと耐えられないくらい痛くなったりしたら嫌ですよね。

 

なので僕は、頭皮に極力付かないように塗る”ゼロテク”と言う技術を使って塗っています。

 

 

 

根元ギリギリまで溜めて、頭皮に近い部分は掠める程度に。

この時、コームを使うともう少し攻めれるのですが、僕はノーコーミング教なので、多少黒いポツポツは残ってしまいますが…

 

 

 

 

こんな感じで殆ど気にならないくらいのところから明るくする事ができます。

 

これは全てのお客様にさせて頂いており、敏感肌の方だとちょっと痒くなってしまう事はごく稀にありますが、耐えられないほど痛いと言われた事は今まで一度もありませんし、ホワイトヘアにするホワイトブリーチの時ですらありません。

 

 

 

反応が穏やかなブリーチ剤を使う

 

ブリーチ剤と一口に言っても、本当に様々なものがあります。

クリームタイプやパウダータイプ、その中でも白粉と青粉。

最近ではペーストタイプのものなども出てきました。

 

剤形によっても変わりますが、メーカーさん毎に同じ白粉でも明るくなる速度や剤崩れが始まるまでの時間は様々なので、一概には言えませんが、大体の感覚で行くと…

 

クリーム≦ペースト≦白粉≦青粉

 

という感じで反応が早いです。

 

この中で僕が愛用しているのが、クリームタイプのブリーチ剤です。

 

 

 

 

クリームタイプは反応がゆっくりなので、その分時間がかかりますが、パウダータイプと変わらない明るさまで持っていけます。

むしろ、剤崩れが起きる事は殆ど無いので、良く反応し続けてくれる分、反応の進みが早く剤崩れしてしまうものよりも明るくする事ができると僕は思っています。

 

そして何より、反応が穏やかで活性酸素の発生量もパウダータイプより少ないと言われているので、頭皮に対する刺激が少なく済みます。

 

なので僕は、ホワイトヘアにする時ですらクリームタイプのブリーチを愛用しているのです。

 

 

 

滲みないように塗る事は老化を防ぐ事

 

滲みたり痛く無いようにブリーチをする事は、施術中の不快感を軽減したり、カラー後のトラブルを防ぐ事にも繋がりますが、もっと長い目で見ると所謂老化現象を防ぐ事にも繋がります。

 

何故なら、白髪や抜け毛、お肌で言えば皺や乾燥など、老化現象と呼ばれるものの原因が活性酸素による酸化だからです。

 

酸化は体内でも様々な原因から起きていて、本来カタラーゼをはじめとする抗酸化酵素などが酸化しすぎないように守ってくれているのですが、加齢と共にそれらが減少する事で体内がどんどんと酸化し、お肌や髪の毛に顕れると言われています。

 

体内でも起きているのに、身体の外でも起きてしまうと更に老化が加速してしまいますよね。

 

「あんまりブリーチしすぎると将来ハゲるよ。」なんて言われた事ある方もいらっしゃるかもしれませんが、あれは強ち間違いではなく、頭皮にベタベタ付けるような塗布をしてしまうと、その強力な酸化によって頭皮の細胞がダメージを受け、抜け毛の原因にもなってしまうのですから…。

 

 

 

勿論、活性酸素の発生を0にする事は、カラーなどをする上で不可能ですし、紫外線によって起きたりもするので完全に防ぐ事は難しいです。

 

しかし、少しでもそれを防ぐために、塗布技術や薬剤選定、カラー後の処理には拘っています。

 

施術中や直後の不快感を無くし頭皮を守るためは勿論、将来に渡ってヘアカラーを自由に楽しんで頂くための施術をしております。

 

今までブリーチで滲みてしまって諦めていた方、滲みるのが怖くて出来ずにいた方も、ホワイトヘアにする所謂ホワイトブリーチの時ですら滲みたり痛くなったりしないので是非ご相談ください。

 

 

 

コメント

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