超シンプルなタイトルです。
本当に何の捻りもなく。
ブリーチリタッチをしてマニックパニックでパステルカラーを作るってだけの話です。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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・Hanaのブリーチ技術について
・ホワイトヘアにするための条件
・何故1回のブリーチで白く出来るのか
・そもそもホワイトブリーチやケアブリーチって?
・どれくらいダメージするの?
・ブリーチってやっぱり染みて痛いものなの?
といった、僕のブリーチに関する基本的な内容や、よくある質問はこちらの記事に纏めておりますので、こちらも是非ご覧ください。
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マニックパニックで作ったパステルカラー
というわけで早速仕上がりをば。
こんな感じ。
ベースはちょいとスモーキーに。
色味はパステル…、正確に言うとライトグレイッシュなのですけれど、一般的にはこれはパステルカラーに含まれるのでしょう。
パステルトーン≠パステルカラー、みたいな。
日本語って難しいね。
…日本語じゃないけどね。
閑話休題
ビフォア
で、じゃあこの仕上がりのビフォアはと言うと…、
こう。
色落ちが仕上がってます。
前回の仕上がりはこうでした。
そこから約3ヶ月程経過した色落ちが上の状態。
根元はちょい伸び過ぎ感がありますが、これくらいの伸び具合であれば許容範囲内です。
リタッチ〜ベースメイク
兎にも角にもリタッチをしなければ始まりませんので。
いつも通りこんな感じでリタッチして…、
こう。
最近、少しだけリタッチの方法を変えてまた少しだけ精度を上げられた気がします。
ちょいと余談。
派手髪とか、ハイトーンカラーとか。
ブリーチありき、ホワイトブリーチありきの施術って、特殊技術のように思われがちなのですけれど、僕がさせて頂いている施術の9割強は地味〜〜〜〜〜な基礎の基礎の繰り返しです。
3mmスライスを真っ直ぐ取って、オンベースに引き出して、均一に塗布して、ディバイディングラインギリギリを真っ直ぐに塗って。
もっと言えばリフトさせたい・しにくいところしっかりリフトさせられて最効率で塗布できるブロッキングを取ったり、しっかり術野を見て行うとか…。
仕上がりが仕上がりなだけによく特殊扱いとか超絶技巧的扱いを受けるのですけれど。
断じてそんな特別なことは一切していませんからね。
基礎を徹底して行う、ただそれだけです。
白髪染めのリタッチも、ホワイトブリーチのリタッチも変わりませんから。
ホワイトブリーチとかそのリタッチを特殊扱いしたい人たちは、自身の研鑽不足の言い訳をしたいだけなのではないかと思わざるを得ません。
当たり前のことを当たり前に、ただそれだけの普通の技術です。出来て当たり前です。だって、人間が出来る技術なのですから。
閑話休題
ベースメイクはこんな感じで。
無彩色にも何かしらの色味にも降り過ぎない、ほんの僅かに黄色味を抑える程度に。
今回はパステルなのでね。
あまり無彩色に降り過ぎてしまうと、トーンが下がってしまってパステルみが出にくくなってしまいますから。
マニックパニッククリームトーンズでオンカラー
で、オンカラーなわけですが…。
パステルトーンやライトグレイッシュなど、彩度が低くて明度が高い色味を作るとよく、
「どれくらい薄めているんですか??」
と聞かれるのですが…。
薄めるのって、難しくないですか??
元も子もない話ですけれど、濃いものを薄めるより、薄いものを発色しやすいように補正する方がずっと綺麗に色味を出せると思うんですよ。
その点、マニパニは本当使いやすいですよね。
色数が豊富と言うか、明度彩度色相の幅が広いので。
例えば青紫と青の中間を作りたいとなった時。
青と紫しかないのと、そもそも青紫と紫みの青が存在しているのとであれば、当然後者の方が絶妙な色味を作りやすいですよね。
それと同じで、そもそもパステルに出来る薄く淡いラインがあれば、それを発色しやすいように補正してあげれば簡単にパステルは作れます。
と言うわけで今回使用したのは…
うちのマニパニタワーにちらほらいる、白い蓋の子達。
この子たちです。
これは、クリームトーンズというほぼ使い道が無いシリーズです。
…いや、あのね。
僕マニパニラバーで、何なら僕のUNLIMITED BLEACH WORKSの詠唱でも
体はブリーチで出来ている。
血潮はカスイで 心はマニパニ。
幾たびの施術を越えて不敗。
ただの一度も敗走はなく、
ただの一度も理解されない。
彼の者は常に独り 剣の丘で仕上がりに酔う。故に、生涯に意味はなく。
その体は、きっとブリーチで出来ていた。
って感じでマニパニが含まれるくらいにはマニパニラバーなのですけれど、それでも声を大にして言いたい。
クリームトーンズとか、誰が使うんだよ…。
とまぁ、それくらい薄く淡く、非常に使いどころが限られるシリーズなのです。
けれど、裏を返せば絶対に濃くなりすぎることがないということです。
パステルなどの淡いお色を作ろうとしたときに一番怖いのは、めっちゃ薄めたつもりが思っていたよりも濃かった…ということですよね。
ですが、最初から薄ければその心配もありません。
…しかし、非常に薄いのでそのまま塗っても綺麗に発色させることは難しいです。
なので、ちょいと色味を補正してあげて…、
こうなるわけです。
ちなみに、このグレイッシュな部分は…、
この上の2つで作っています。
マニパニでも綺麗な無彩色作れるんですよ。
ちなみにこの5つが今回使った色です。
メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:7h
といった感じで。
恐らく日本で一番マニパニのクリームトーンズを消費している一個人である自信があります。
使い道が無いことに定評のあるシリーズですが、上手く補正してあげれば非常に使いやすいと僕は思います。
ですが、そのためにはブリーチやベース作りが出来ていなければなりませんから。
黒染めや白髪染めや10lv以下のカラー、縮毛矯正やデジタルパーマ、日々のアイロンの温度が高すぎるなどがあると出来ません。
なので、パステルトーンや淡いお色にしたい方はそういった点にお気をつけ下さい。
また、美容師さんは色の作り方を学ぶ前に土台の作り方である基礎修練に勤しみましょうね。
僕にお手伝いできることがあればいつでもマンツーマンセミナーとかするので。
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