「セルフカラーをしたらすごく色が残ってしまった」そんな時は

 

派手髪、ハイトーンカラーをされている方の中には、ご来店頂いてから次にご来店頂くまでの間にセルフカラーをされる方もいらっしゃいます。

正直僕はそれに対して否定も肯定もしないのですが、今回はセルフカラーにまつわるお話をば。

 

 

紫入れたらすごく残った!のでカラーグラデーションに

 

 

こちらのスタイルがそうなのですが、毛先の方の紫がほぼ全体にある状態でした。

で、この紫はマニックパニックをお使いになられたとのことだったのですが、マニパニの紫の中にはブリーチ剤が付くと青緑になるものがあります。

途中経過の写真を撮り忘れているのですが、こちらのお客様がまさにそれでした。

 

で、全体を均一な状態にするには毛先までブリーチしなければならない。

けれどホワイトに近い明るさまでブリーチしているので、毛先までブリーチしてしまうと断毛のリスクが大きい。

ということで、本来のリタッチ幅+自然と色抜けした中間までを水色系で染めて、毛先の紫はそのまま活かしたカラーグラデーションという形に着地しました。

 

 

 

やむを得ずなった形ではありますけれど、可愛いですよね。

 

 

 

どのカラー剤が残りますか?

 

とご質問頂くことは少なくないのですが、正直わかりません。

というのも、全てのメーカーさんの全ての商品を全ての条件で検証することは不可能に近いです。

特に全ての条件でというのが断言を不可能にさせます。

 

髪質というのはある程度傾向というか系統的なものがあります。

けれど、それに加えて普段の髪の毛の扱い方や生活習慣、そしてその方の履歴によって状態は大きく変わります。

その為、「このカラー剤は残りません!」と断言するには前提が不明瞭過ぎてしまいます。

 

なので僕はセルフカラーをされること自体は肯定も否定もしません。

但し、何がどうなっても僕はどうしようもない時もあるのでそこだけはご了承ください。

というスタンスです。

 

 

 

 

まあでも、これはこれで可愛いですからね。

こちらのお客様のように、仮にご希望のお色が出来なくなったとしてもその時出来る最善を楽しんで頂けるのであれば、セルフカラーで気分を変えることも全然ありだと思います。

 

勿論、しない方が想定内の色落ちになる確率がうんと高くなるので、心配な方はしない方が良いですが、そこはもう本当に人それぞれですから、ご自由にどうぞって感じです。

どっちにしても、ご来店頂いたからには最善を尽くすという僕の職務に変わりはないですからね。

 

繊細でシビアな施術になることの多い派手髪・ハイトーンカラーですが、その瞬間瞬間を楽しんで頂けるように、少しでもお客様に気楽に楽しんで頂けるようなデザインを考えているので、是非お任せください。

 

 

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