僕のお客様ではそんなに多くはないのですけれど、アニメのキャラクターをイメージした髪色のオーダーを頂くことがあります。
いいですよね、アニメとか漫画のキャラクターの髪色って。
自由ですし、挑戦し甲斐があります。
そんなアニメや漫画のキャラクターをイメージしたカラーをする際にも、矢張り気を付けなければならない点がいくつかあるので、今日はそのご紹介をば。
初音ミクをイメージしたブルーヘア
と言うわけで、今回作らせて頂いたのは俺たちの青春にして、ボーカロイドという楽器でありながらキャラクターとして成長したあの…
初音ミク。
可愛いですよね、ミクさん。
Pさんの数だけ色んなミクさんがいますし、アペンドが出た時とか感動しましたもの。
それに加えて、いろんな二次創作があって、故にいろんなミクさんがいて…。
僕らの夢が詰め込まれているなって。
そんなミクさんの髪色を作る時に、僕が実際に考えていたこと、カウンセリングでお話ししていたことをお話します。
つーか、そもそもミクさんの髪色青じゃないよね。
そうなんすよ。
ミクさんなんとなく青髪のイメージ持っている方もいるかもしれないんですけど…、
公式的にはうっすーーーーーい青味の緑なんですよ。
マニックパニックで言うなら、シーニンフにセイレーンズソング辺りを混ぜて作るようなお色です。
けれど、今回は、
こんな感じでかなり青味が強く、鮮やかな仕上がりにしました。
それは何故か…、その理由こそが、キャラクターイメージカラーを作る上での肝なのです。
キャラクターイメージカラーを作る上で大切なこと
これは、僕が以前いたアキバのお店や、今一緒に働いているウィッグスタイリストのHaruka、

の、ウィッグカットのカウンセリングを聞いていて気付いたことなのですが、キャラクターの髪色を再現するとなった時に先ず大事になってくるのが…、
そのキャラクターに対する解釈のすり合わせ
これに尽きるな、と思います。
解釈の違い=失敗
そもそも、解釈が異なればそれはそのまま失敗となります。
例えば、キャラクターの髪色ではなく普通の髪色でも、グレージュにしたいとなった時に。
グレージュって物凄く曖昧な色ですから、赤みのないベージュを指すのか、グレーを指すのか、それとも本当に名前の通りにグレーとベージュの中間を指すのか…。
これって、人によって結構変わります。
実際に、グレージュと言いながらただの茶色みたいなこともありますし、ベージュみがほぼないグレーのことを言っている場合もありますし。
普通の髪色でも、解釈の相違が大きければ失敗と言わざるを得ないですよね。
アニメや漫画のキャラクターの場合、それがより顕著になるのかなと感じます。
”解釈のすり合わせ”の方法
これはキャラクターによって様々ですが、
公式なのか二次創作なのか
先ずここから始まります。
ミクさんであれば、公式的にはうっすい青味の緑です。
しかし、二次創作の中には公式よりも濃い緑の子もいたり、青味が強い子、ほぼ青の子、青を通り越して薄ら紫みがかった青の子…etc.
更にそこから、”〇〇エディション”とか”〇〇バージョン”みたいなのがいるわけで。
なので先ずはそこを確認していきます。
公式でも世代による違いや媒体による違いがある
初音のミクさんもそうですし、ラブライブ!の小鳥ちゃんとかがわかりやすいのですが、公式で出しているヴィジュアルでも、どの世代なのか、媒体なのかで結構髪色って変わります。
それこそ小鳥ちゃんとか、初期も初期って普通にベージュっぽい髪色でしたよね。
けど、段々とグレーっぽいようなシルバーっぽいような色になっていきました。
また、アニメ版とGマガ、CDのジャケットなどによっても微妙に変わったり…。
なので、公式を参考にするとしても、どの時代・媒体のそのキャラクターなのかを確認しなければなりません。
二次創作も含めると選択肢は無限大に…
そして更に、二次創作まで含めた場合、そのキャラクターの髪色の選択肢は無限大に近いことになります。
例えば今回の初音ミクだと、
公式ではこんな感じですが…、
MMDのモデルだけでも、こんなに沢山のミクさんの髪色の解釈があるわけです。
敢えて”正解”という表現をするのであれば、公式のミクさんが正解です。
しかしそれも、絶対的な正解というわけではなく、どのモデルもその方にとっての正解です。
こういった数え切れないほどある選択肢の中から、ご自身が一番理想と感じる髪色を選ぶのも楽しいですよね。
今回のイメージは”おかか式初音ミク”
というわけで、今回イメージソースとなったのは、
こちらの、おかかさんが作られたモデル、おかか式初音ミクです。
割と、っぽいでしょ?
メニュー:ホワイト・ブロンド(¥20,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:5h
といった感じで。
アニメや漫画のキャラクターって、普段あまりそういったジャンルに触れない方からすると正解は1つと思われるかもしれません。
けれど、公式だけでも微妙な違いがあったり、二次創作を含めたら本当に数え切れないほどの答えがあります。
そんな無数の選択肢の中から、自分が一番理想に感じる髪色を探すのってとても楽しいと思います。
何よりも、推しと同じ髪色や推しのイメージカラーを身に纏うって、それだけで毎日が楽しくなると思うので、是非ご相談ください。
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