我ながらカラー上手だなって思う瞬間があります。
…、え、あるよね?みんな。
「この仕事は我ながらよくできたなー」みたいな時。
自意識過剰イキリ野郎にはなりたくないので、誰しも皆そういう瞬間はあるっていう前提で話進めますが…。
僕が「これは上手くいったな」って思うのは可愛いスタイルを作れた瞬間…、もそりゃああるけれど、それと同じかそれ以上に「これどうすっかなー」ってのを良い感じに出来た時です。
つまり、今日ご紹介するケースです。
セルフカラーで青入れて、色落ちしたら緑になっちゃった!
あるよねー。
ブリーチ時点での髪の毛の明るさと、乗せるカラー剤の色素構成によっては、色落ちしたら良い感じのミントグリーンになること。
それはそれで可愛いのですけれど、「こうしたかった」わけではないのであれば、困ったものです。
ちなみに前回はこちら。
なんかこう、海的なイメージのオーダーだったかな。
根本と毛先は暗め、中間は明るめって感じで作らせて頂きまして。
で、これが色落ちした時にセルフで染めたその色落ちが
こうだったと。
オーダー:「とにかくこの緑が無くなれば何でもいい!!」
「あ、でも出来れば彩度低めで明度高めが良いです!」
…それってシルバーじゃん。
まあ、出来るんですけど。
無彩色の作り方
丁度良いところにシルバーをベースにしたスタイルの記事が…。
こちらで紹介しているように、基本的にはブリーチ後に残る黄色味を相殺させるために薄紫を被せてシルバーに見えるようにします。
所謂補色を当てて打ち消すってやつですね。
ブリーチ直後の髪の毛であれば、メラニン色素が少し残るので黄色味があります。
その反対色は紫なので、残っているメラニン色素の黄色と同じくらいの量の紫を当てて打ち消す。
じゃあこの青みの薄緑の補色は??
これをー
明るくして〜
再度下げたらわかりやすいかな。
そう、ここら辺の色!
元に戻して…、
赤紫寄りの赤、赤寄りの赤紫…あたりですね。
それを薄めて…
ブリーチリタッチとベースメイク
こう。
で、
ファイナルティント
こう。
毛先のピンクは、なんかお話ししてたら入れよっかってなったやつ。
ちゃんと緑み消えてるでしょ?
料金:¥22,000
所要時間:フルブリーチの場合5〜6時間、リタッチの場合3〜4時間
とまあこんな感じで。
僕がブリーチをしたベースだからこそ、ほぼ確実に出来ると思ってやりました。
ブリーチの仕方によっては、吸い込みや逆に入ってもすぐ落ちる等々あるので、絶対にどんな方でも出来るとは言えません。
けれど、ある程度こういった残留を消してフラットに近い状態にする事はできるので、もしカラーの残留で悩んでいる時はご相談くださいませね。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
初めて僕のブログをご覧下さった方は必ずこちらのページを御一読下さい。
・Hanaカラーについて
・ホワイトヘアにするための条件
・何故1回のブリーチで白く出来るのか
・そもそもホワイトブリーチやケアブリーチって?
・どれくらいダメージするの?
・ブリーチってやっぱり染みて痛いものなの?
・どういう方に来て頂きたいか
といった、僕のブリーチに関する基本的な内容や、よくある質問はこちらの記事に纏めておりますので、こちらも是非ご覧ください。
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