グラデーションカラーや外国人風カラーと並んで、トレンドを超えて定番となったインナーカラー。
海外ではpeek a boo highlightsなんて言ったりするらしいですね。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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そろそろ見飽きてきたインナーカラー
街を歩けば良く見かけるカラーの一つですが、良く見るのはインナーを単色で鮮やかな色にされている方ですよね。
でも、インナーカラーが世に出てきて数年。
そろそろ、飽きてきませんか??
インナーカラーだからと言って、単色でなければならない理由なんてないですよね。
「でも、だからと言ってカラフルにするのは勇気がいる…。」
という気持ちも分かります。
なので今日は、単色じゃないけれどめちゃくちゃカラフルというわけでもない、そんなインナーカラーをご紹介致します。
インナー×グラデーション
インナーカラーよりも前から定番としてあるグラデーションカラー。
その二つを組み合わせると…、
こんな感じ。
イメージはアメジストドームです。
”イメージは”というか、オーダーがアメジストドームでした。
「これにしてください!」って見せてもらった画像が良く見るこういうアメジストドームの画像ですからね。
テンション上がりますよね。
閑話休題
リタッチはこんな感じ
ビフォアの写真は撮り忘れてしまったのですが、前回ご来店頂いてから大体半年ほど経っておりまして…。
実はリタッチの周期ってめちゃくちゃ大事で、例えば理想的な周期の2ヶ月くらいだと…、
こういう感じで、新しく伸びてきたヴァージンヘアの部分とブリーチしている部分の境界線が”ほぼ”一直線なのですが、
3ヶ月以上経ってくると、その境界線がどんどんギザギザになっていきます。
何故なら、髪の毛は一本一本伸びるタイミングと速度が異なるからです。
根元のリタッチを放置しすぎると伸びるのが早い部分に合わせて塗らなければならず、伸びの遅い部分はブリーチしている部分にもブリーチを塗らなければならないため、切れ毛のリスクが上がってしまいます。
なので、
このように、余計なところにブリーチが付かないよう、細心の注意を払い境界線を攻めていきます。
ブリーチした後は一度ベースメイク
リタッチをした後、大体の場合はそのまま目的の色を塗っていくのが大半ですよね。
けれど、アメジストドームの紫って、黒に近いくらい深い紫の部分もあったりしますよね。
この深い色味を作ろうとした時、ブリーチした髪の毛にそのまま鮮やかな紫を乗せてしまうと、光の透過率が高すぎるために深みが出ずに鮮やかなだけの紫になってしまいます。
かと言って、ブリーチで作るベースの明るさを低めに設定しては、アメジスト特有の透明感は失われてしまいます。
なので、ブリーチ自体はしっかりと明るくしておいて、紫の鮮やかさを損なわないように光の透過率を下げる必要があります。
このように、一旦暗い部分を表現するために一度深い紫にします。
ついでに毛先の黄色味も軽く抑えておいて…。
マニパニ乗せて完成
ここまで来たら、後は着の身着のまま気の向くまま。
感じるがままに少しずつ色相をズラした紫を乗せていきます。
結構、それっぽいですよね。
降ろしているとホワイトっぽい毛先だけが見えて、これはこれでまた可愛い。
1度で2度楽しめる、そんなカラーです。
毛先を見てもらうと分かる通り、ホワイト領域までブリーチしております。
けれど、ブリーチは1回で極力ダメージしないような塗布をしておりますし、リタッチにも細心の注意を払って行っているため切れ毛はゼロですし、ヴァージンヘアと変わらない質感を維持しております。
ブリーチでのダメージを極限まで減らすためにしていることの話
https://greencamel4.sakura.ne.jp/hanaknowledge/2020/03/08/post-34/
ホワイトヘアはブリーチ1回で作れるよって話
https://greencamel4.sakura.ne.jp/hanaknowledge/2020/02/10/post-7/#toc9
メニュー:Hanaカラー_point(¥20,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:6h
このように、使っているのは紫1色ですが、少しずつ色相明度彩度をズラしてあげれば、ただ単色で作っただけではないまた違った色合いを作れます。
思いっきりカラフルなのも得意ですが、こういう微妙にズラすようなカラーも得意なので是非ご相談ください。
ご予約お待ちしております。
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