ケアブリーチ的な薬剤が台頭してきてから早数年。
街を歩いていると以前よりもずっと、明るい髪色や鮮やかな髪色を身に纏っていらっしゃる方が増えたなと感じます。
けれど、そういった髪色が増えてくると、今度は全体的にボケた感じになっている気がするんです。
ハイトーン、派手髪にこそ、影が必要なんじゃないかな、って。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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髪型にも髪色にも大切な”メリハリ”
髪の毛だけでなく、何にしてもそうだと思いますが、メリハリってとても大切だと思います。
例えば、ただ大きい布を一枚被っただけでは、のっぺりした印象になってしまいますが、上半身から腰までを絞って下半身を膨らませるような形にしてあげれば格好良くなりますよね。
髪色も、単色で作るとどうしても重たい印象、もしくはふわふわとした印象になります。
中明度以下だと重そうな印象になりますし、
高明度であればふわふわとした柔らかな印象になりますよね。
勿論、そういう印象を求めている方であればそれが正解だと思います。
どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、どうしたって1色に染め上げるということは、そういう印象になりやすいということは覚えておかなければなりません。
メリハリを作るための技術
一般的に髪色に於いてメリハリを作るために使われる技術として、美容師以外の方でもよく知られているのはハイライトですよね。
髪色に光を入れるハイライト
コントラストが強ければその分メリハリは出ますし、弱くても普通に一色で塗り潰すよりものっぺりとした印象は無くなります。
しかし、メリハリを作るための技術はハイライトだけではありません。
髪色に影を入れるローライト
ハイライトとは真逆で、ベースになる色の明度や彩度よりも低い色を差し込むのがローライトです。
この画像の黒い部分がローライト
所謂派手髪やハイトーンカラーはどうしても、その色の明るさからぼやけた・ふわふわした印象になってしまったり、その彩度の強さから少し安っぽいような印象になりがちだったりしますよね。
けれど、ローライトが入ることで全体が引き締まった印象になり、一色で染めるよりも少し高級感があるような印象にできます。
ローライトが入ったスタイル
ブルー系+ローライト
ブルー、バイオレットといった全体的に暗めのお色がメインのこちらの方ですが、所々にダークグレーのローライトが入っています。
暗い中に更に暗い部分ができることで、立体感が出てくれます。
赤紫+ローライト
赤系のお色はどちらかというと強いお色で、単色で作っても勿論可愛いですが、どうしてもキツイ印象になりがちだったり、日本ではバンギャ感というか、ちょっと安っぽく見えてしまいがちな色でもあります。
しかし、ローライトが入ることでよくインスタグラムなどで見かける外国人セレブのような雰囲気になってくれます。
こういうのもローライト
ちなみに、ローライトやハイライトといえば上記のような筋っぽく入るようなのをイメージされると思いますが、実は…、
このような感じで、黒を残したり足したりするのも、ローライトの一つです。
要するに、ベースとなる明るさに対して明るい部分・暗い部分があればそれがハイライトやローライト。
言ってしまえばグラデーションカラーやインナーカラーだってハイライトの仲間ですし、それを暗くすればローライトになるわけです。
料金
メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:6h
メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間:5h
一色で綺麗に染め上げるのも勿論可愛いですが、ハイライトやローライトが入ることで髪色のデザインはグッと上質なものになります。
特に、僕のお客様のように全体をホワイトブリーチさせて頂くような方々の場合、デザインの中でハイライトを作るよりも、ローライトを入れてあげた方がクッキリとしたデザインにできるのでオススメです。
是非ご相談ください。
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