結論先に言うなら、ぶっちゃけどっちでもって感じです。
ブリーチ毛にトリートメントは必須なのか
一応僕もトリートメントメニューをご用意しており、半数くらいのお客様は継続して頂いております。
ただ、「絶対に必要なのか、しないとどうしようもないのか」と問われると、冒頭に書いた通りどちらでも良いです。
あくまでも僕のブリーチの場合は、ですが。
安全極振りのHana式ブリーチ
というのも、僕のブリーチがブリーチをする上で一番大切にしているのは必要以上のダメージを負わせないことです。
コラテラルダメージではないですけれど、ブリーチする以上避けられないダメージは仕方ない部分もあります。
しかし、ボロボロになってどうしようもなくなってしまうようなダメージレベルの手前できちんと踏み止まれるようなブリーチをしています。
安全マージンしっかりめです。
その為、「ブリーチしてすごく傷んだ」というような状態になることは殆ど無く、質感やまとまりもそこまで大きく損なってしまうことも少ないです。
なので、ホームケアをそれなりにして頂ければ見た目的には十分綺麗な状態を維持できます。
よくあるトリートメントは…
他所の美容室での施術を避けるつもりは一切ありませんが、事実として世のトリートメントの多くは質感を向上させるものが大半です。
あくまでもコーティングが主目的で、その結果として物理的な負荷を低減させる、みたいな。
もしくは、酸熱トリートメントのように逆にダメージが進行してしまうものもありますし、一部の髪質改善のように弱い縮毛矯正をトリートメントとしている場合もあります。
勿論、全てが全てそうであるわけではありませんし、コーティングをしっかりする事にも意味も意義もあります。
酸熱トリートメントもブリーチや矯正をしない前提で且つ、合う髪質の方であれば意味があります。
髪質改善も、本当に的確な施術が出来る方のそれは中途半端なトリートメントをするよりよっぽど効果的です。
ですが、綺麗に見えるようにする為にダメージさせるというのは本末転倒であると思いますし、コーティングするだけならブリーチ時点でのダメージを最小限にし、ちょっといいシャンプーとトリートメントをご自宅で使って頂く方がよっぽど効果が継続されると思います。
Hana式トリートメントは??
で、じゃあ僕が普段させて頂いているトリートメントは?と言うと、コーティング的な意味合いは非常に薄いです。
というよりも、コーティングであればトリートメント無しの施術でも普通にやっています。
ではトリートメントメニューでは何をしているのかと言うと、ひたすら髪の毛を補強して硬くハリコシを出すこと、内部物質の補充をする事によって髪の毛を疏水化させることを目的にしています。
ダメージの少ない髪の毛って?
ダメージの少ない状態の髪の毛、ヴァージンヘアとかがそうですが、ああいった髪の毛って艶があってサラサラしていますよね。
髪質的に柔らかい方でも、芯があるしなやかな状態であって、クッタクタの状態では無いです。
そして、多少濡れても比較的すぐ乾く。ともすれば多少の水なら弾いてくれる。
つまり、髪の毛に芯があって水をあまり吸わない状態が健康でダメージが少ない状態であるわけです。
ブリーチをすると失われるもの
ブリーチをすると髪の毛が明るくなる。
つまりメラニン色素が破壊されていっているわけですが、この時同時に髪の毛を作っているケラチンというタンパク質も大なり小なり壊れてしまいます。
結果、髪の毛の内部に空洞が出来てしまい、柔らかくなると言うよりもクタクタした感じになる。
また、空洞に水分が入り込めるようになってしまうため、湿気で広がりやすくなったり乾きにくくなってしまったりします。
これらはどんなにダメージを減らそうとしても、ブリーチする上ではどうしようもない部分になります。
Hana式トリートメントをすると…
最初に書いたように、僕のブリーチは安全マージンしっかり取ったやり方をしておりますが、それでも避けようのないダメージもあります。
その部分を補い、毛髪内部の補強とそれに伴う髪の毛の疏水化を目指しているのが僕のトリートメントです。
…って、大体のトリートメントがそう謳っていますよね。
けれど、僕のトリートメントでは、薬剤の定着のために途中で完全乾燥させたりアイロン等で熱を入れたりすることでトリートメント成分を毛髪内部から出ていかない大きさにしたり、化学反応を用いて結合させることで定着させたりします。
その為、とてもトリートメントをしたとは思えないくらい、髪の毛がゴワゴワになります。
「…え、トリートメントだよね??」って思いますよね。わかります。
ですが、本気で補強したり疏水化させると髪の毛は非常に硬くなりゴワゴワした質感になります。
そしてそれはあくまで途中過程であって、最終的には最初の方で書いたようなコーティングをしますし、このような工程を踏むことでコーティング剤の定着もしやすくなるので、よりしっとりサラサラとした質感になります。
イメージとしては、ネイルのサンディングのような感じですね。
また、補強をしっかりとするので、当然ご帰宅後暫く経ってもそう大きく質感が損なわれることも少ないです。
それに加えて、当店でご用意している補強系のシャンプー等をお使い頂ければ、非常に良いコンディションを保つことができます。
ブリーチ毛へのトリートメントまとめ
料金:¥6,600
所要時間:ブリーチやカラーの所要時間+30分前後
〜一般論としては〜
・しないよりした方がいい、というよりもトリートメントの内容によりけり
・コーティングメインなら、ホームケアを充実させることを優先
・酸熱はしない方がいいし、した髪の毛へのブリーチはNG
・髪質改善は本当に美容師次第なのでしっかり調べてから
〜Hanaのトリートメントの場合〜
・そもそもブリーチがちゃんとしてるから別にどっちでもええで
・ホームケアの充実優先なのは同じやで
・艶出ししたいならグロススプレー使いな
・より髪の毛のコンディションを上げたいなら、トリートメントしてもいいけど必須ってわけじゃないから絶対してねとは言わんよ
・けどまあ、しないよりはした方が良いのは確かだし、少しでも良い状態に出来るように頑張るから任せてな
・でもほんま、どっちでもええで。ワイ、ブリーチちょっとだけ上手やしな
といった感じで。
よくあるご質問に正直に答えてみた記事でした。
顧客様はご存知の通り、本当こういうスタンスで普段から営業しているので、楽に通いたい方は是非ご相談くださいませね。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
初めて僕のブログをご覧下さった方は必ずこちらのページを御一読下さい。
・Hanaカラーについて
・ホワイトヘアにするための条件
・何故1回のブリーチで白く出来るのか
・そもそもホワイトブリーチやケアブリーチって?
・どれくらいダメージするの?
・ブリーチってやっぱり染みて痛いものなの?
・どういう方に来て頂きたいか
といった、僕のブリーチに関する基本的な内容や、よくある質問はこちらの記事に纏めておりますので、こちらも是非ご覧ください。
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