ウエラの新しいブリーチが超優秀って話〜ワンパンホワイト余裕〜

 

※本記事は美容師さん向けと言いますか、個人的に久しぶりに感動したブリーチ剤についてただただ語るだけの記事なので読まなくても大丈夫ですが、最後に紹介するスタイルは可愛いのでそこだけは見てください。

 

 

 

 

この子ね。

正直何を今更プレックス入りブリーチなんて作ってんだって思いました。

 

プレックスってのは〇〇プレックスとか色々な種類がある処理剤で、いわゆるケアブリーチの元的なものなのですが、国内で一番最初に出てきたシュワルツコフのファイバープレックスが2017年、それが最初から入っているファイバープレックスブリーチも翌年2018年に発売ですから、6年越しの後追い商品なわけです。

 

本当ね、ウエラさんのブリーチ剤、特にクリームブリーチは今でも手放せない相棒なだけに、何を今更迷走してんのかよ…。

 

 

 

 

 

 

と、思っていた時期が僕にもありました。

 

いや、この子本当優秀です。

後追いだとか迷走だとか思ってごめんな。

やウN1です。

 

 

 

ウエラブロンダープレックスの何がいい??

 

敢えて言いますが、プレックス系処理剤が入っているかどうかなんてどうでもいいです。

だってブリーチ上手ければ必要ないし、トリートメント考えるならもっと他に効かせるべき処理剤沢山あるし、それに甘んじて乱暴なブリーチしていたらなんぼプレックス入りだろうと傷むからね。

 

なので、ウエラさんが本来アピールしたい部分とは違うかもしれませんがご容赦くださいませね。

 

 

 

で、この子よ。

いやもう、この際親しみを込めてコイツって言いますけどね。

 

コイツを端的に表すなら、ウエラクリームブリーチ並みの安定性で、アクセスフリー並みの素直さで、120以上のリフト力があって、クレイブリーチよりも操作性の良い硬さなんです。

 

つまり、俺が考えたサイキョーのブリーチに限りなく近いスペなんですわ。

 

 

どういう時に使いやすい?

 

まず言わずもがなリタッチ。

 

適度な硬さがあるので塗り分けがしやすい。

また、その粘性のお陰で頭皮につかないように塗布すれば本当に付かない。

逆に”ちゃんと塗る意識”をしないと塗り漏れになります。

加えて剤崩れなんて全然しない安定性。

2cm以内のリタッチであれば3倍でも30分で18レベル弱に到達してくれるので、根本甘め派の僕もこれにはニッコリ。

 

 

その流れでムラ修正。

 

適度な硬さがあって且つ、リフト力もちゃんとあり、剤崩れの心配もない。

ムラ修正に持ってこいやね。

 

 

最後にフルブリーチ。

 

個人的にリタッチよりもフルブリーチの方が難しいなと思っていて。

特に毛先の方ってどうしてもその毛量の関係でブリーチ剤の塗布量が根本に比べると少なくなりがち。

ですが、クレイブリーチよりもほんの少し柔らかい程度の硬さなので、しっかりと塗布することで毛先にもたっぷり溜められて、リフト不足になりにくい。

しかもリタッチのところで書いたように、頭皮に付きにくいという。

もうフルブリはこれでいいよ。

 

 

 

ウエラブロンダープレックスでワンパンホワイト

 

というわけで、

 

 

 

 

これが

 

 

 

 

こうなって

 

 

 

 

こうして

 

 

 

 

こう。

 

 

ブリーチお流し直後の画像撮り忘れたのは、決してオーダーがレインボーでテンション上がって早く塗りたくて仕方なかったとかそういうアレじゃないです。

 

 

 

ブロンダープレックスなら正真正銘1ブリーチでホワイトに

 

 

こちらの状態を見てもらうとわかる通り、毛先は完全にホワイトの状態です。

当然軽く紫シャンプーをしているのですが、「紫シャンプーでちゃんと白くなる=ホワイト領域までキチンと明るくなっている」ということですからね。

 

このリフトが、6%2倍60分自然放置のワンパンで出来るわけです。

 

 

 

 

 

 

ウエラ、やるやんけ…

 

 

 

料金:¥27,500

所要時間:フルブリーチの場合5〜6時間、リタッチの場合3〜4時間

 

 

勿論、必ずしもどんな髪質でも100%出来るわけではないですし、そんなことを謳う商材があったら胡散臭くて仕方がないですよね。

けれど、これに関しては既に色々な髪質の方に使わせて頂いておりますが、圧倒的に安定してリフトさせられます。

逆に、だからこそ塗布する人の力量が試されるブリーチ剤ではありますが、恐らくこの子を使いこなしたブリーチが一番早いと思います。

 

逆にデメリットを挙げるとしたら、

 

・オキシを選り好みする子である

・ボトルが使い辛い

・ブリーチ剤の中ではちょい高め

・硬めなのでお流しの時に普段以上にしっかり流す必要がある

・コーンスープ缶の最後のコーンみたいにちょっと残りやすいボトル形状

・しっかり塗布できないうちは塗りムラになりやすい

・たまに塊が混ざっている

・直出しボトルなのでたまに大量に出て事故る

・アルカリ臭がキツめ

・人によってはちょっと沁みやすいかも

・ボトルデザインしたやつ本当センスねえな

 

 

とまあ、基本的に僕らの使い方でどうにでも出来る部分くらいです。

ボトルは本当使い辛いので、ブリーチ頻度の高いサロンさんであればアクセスフリーとかのバケツに移して使うのがおすすめです。

 

兎にも角にも、久し振りにハマったブリーチ剤の話でした。

本当使いやすいので、美容師さんは是非試してくださいませね。

 

 

 

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【初めましての方必読】ブリーチ専門カラリストHanaのカラーについて
東京の学芸大学駅徒歩4分の美容室Al Chemでブリーチ専門カラリストをしているHanaのヘアカラーに対する拘りや大切にしていることをまとめた記事です。初めましての方は是非こちらをご覧ください。

 

 

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・ホワイトヘアにするための条件

・何故1回のブリーチで白く出来るのか

・そもそもホワイトブリーチやケアブリーチって?

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