僕のインスタグラムをご覧頂いている方の多くはお気づきかもしれませんが、オーダーで圧倒的に多いのが青や紫系かピンク系です。
色相環で言うところの黄色〜赤までのお色って、嫌厭されがちなんですよね。
でも、黄色〜赤のちょうど間、オレンジだってめっちゃ可愛いんですよ。
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多分、日本人のメラニン色素の大部分を占めるのが黄色と赤褐色のメラニンで、故に隣の芝生はなんとやらとか、無い物ねだり的な感じで、青とか紫に憧れを抱きがちなのかなって。
あとは、黄色〜赤系のお色って、比較的そこまでブリーチしなくても作れてしまうので、ブリーチが中途半端であるが故に色落ちが汚いとなりがちなのかな、って。
実際、赤とか黄色を嫌がる方の仰る理由の大半は、「色落ちが汚いから」だったりします。
でもね、ブリーチをキチンとして、色落ちした時のお色まで想定して作っていれば、そんな汚いと罵られるようなお色じゃないんですよ。
閑話休題
で、赤とか黄色の中間、オレンジ系のお色。
僕めっちゃ好きな色の一つなんですけど、正直あまりオーダーもなければ使って良いよと言ってくれる方もいないんですよね。
でも、オレンジ系ってちゃんと作ってあげれば綺麗ですし元気が出るお色だと思うんです。
例えばこんな感じで、根元はヴァージンヘアで毛先がオレンジのオンブレスタイル。
ブリーチしてから4ヶ月くらい経って黒髪が伸びてきた状態に、オレンジを乗せただけですけれど、黒髪の部分とのコントラストが格好いいですし、オレンジも蛍光っぽくない深みのあるオレンジなので、大人っぽくて品のあるスタイルです。
また、単色ではなくて、オレンジ辺りをメインにカラフルにしてあげると…、
こちらは紅葉をイメージしたカラーで、オレンジと赤みに寄せた紫を中心に、赤や白っぽい部分、茶色とたまに緑を混ぜて。
紅葉単体と言うより、紅葉に染まった山々をイメージして作っています。
暖色系で上手くまとめてあげれば、個性的でありながらシックな感じになってくれて、派手でありながら大人っぽい雰囲気のある、そんな仕上がりになってくれるのもオレンジの魅力の一つです。
また、オレンジは茶色との相性もいいですし、ホワイトとかまでブリーチしなくてもキチンと発色してくれるのでハイライトとの相性も良く、ブラウンをベースにグラデーションにするときも、青や紫とかにするよりもより自然なグラデーションになってくれます。
こんな感じでね。
ハイライトの影響もあり、色んなオレンジが織り混ざっていて可愛いんですよ。
メニュー：Hanaカラー_point(¥20,000)＋Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間：５h
メニュー：Hanaカラー_full(¥25,000)＋Hana式トリートメント(¥5,000)
所要時間：６h
と言った具合に。
赤、橙、黄色辺りってどうしてもやりたがらない方の多いお色ですけれど、キチンと作ってあげればとても可愛いお色ですし、全ての色が好きな僕からすると”嫌いなお色”ってのがあるのってちょっと悲しいなと思うので、是非一度、全体でなくてもポイントからとか、挑戦してもらえたら嬉しいなって思います。
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