僕のお客様からのオーダーでホワイト系や紫系と並んで多いのが青系の髪色。
紫みのある青は落ち着いた印象やミステリアスな印象を。
緑みに振れば明るく溌剌とした印象にもなってくれる青系の髪色。
今回は僕が今までに作らせて頂いた青系の髪色のまとめです。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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青系の髪色についての基本情報
作品紹介の前に。
青系の髪色にしたいとなった場合、どれくらいの明るさが必要なのか、ブリーチ何回必要なのかといった基本情報から。
- 青にするために最低限必要な明るさ
- 青系の髪色にしたときの色落ちは??
- 僕のホワイトブリーチは痛くない上ツヤサラのまま1回でホワイト領域のベースを作れる
- オーロラをイメージしたブルー系カラー
- ホワイトブリーチしててもツヤツヤなブルーヘア
- ローライトを織り交ぜた青系カラー
- 地毛を伸ばしていく過程で作られるナチュラルグラデーション
- 1年ぶりのブリーチからの青系カラー
- 大人世代も好きな髪色に。大人のハイトーンカラー。
- 白髪染めのブラウンの中にネイビー
- 夜桜をイメージした毛先に闇夜の青を使った髪色
- 紫みのブルーの中をカラフルにしたアレンジしたくなる髪色
- 黒染めからのブルーバイオレット系カラー
- セルフブリーチ×8からの黒染め、からのブリーチでハイダメージ毛からの…
- ツイステッドワンダーランドのオクタヴィネル寮をイメージした髪色
- ホワイト×水色のちょーかわいーなカラー
- ブルーとバイオレットの中に極彩色を仕込んだサイケデリックカラー
- 最後に…
青にするために最低限必要な明るさ
青系の髪色にしたいとなった場合、必然的にブリーチをすることになります。
ご希望の染まり上がり、色落ちしたときの状態次第にはなりますが、最低限イエロー領域のベースがあれば作ることができます。
青系の髪色にしたときの色落ちは??
青系の髪色にした場合の色落ちも、
・ブリーチ時点でのベースとなる明るさ
・青の色味
・使用薬剤
によって変わります。
イエロー領域のベースに青にした場合の色落ち
所謂普通のカラー剤・アルカリカラーで染めた場合は大体ベージュっぽくなりますが、カラートリートメントなどと呼ばれる塩基性カラーやHC・酸性カラーなどは、イエロー領域のベースに塗るとどうしても緑っぽくなりやすいです。
ホワイト領域のベースの色落ち
ホワイト領域までブリーチしていると、基本的に邪魔をする黄色がいないため、
アルカリカラーの場合はシルバーっぽい色落ちを、塩基性などの場合は染めたてのお色がそのまま薄まっていく色落ちをしてくれます。
僕のホワイトブリーチは痛くない上ツヤサラのまま1回でホワイト領域のベースを作れる
ホワイト領域のベースを作るとなると、
「ブリーチ何回も必要なんじゃないの??」
「髪の毛ボロボロになるんじゃない??」
「凄く滲みて痛そう…。」
と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、ブリーチの原理原則を正しく理解していれば、
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1回のブリーチでホワイト領域のベースを作ることだってできますし、
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ヴァージンヘアと変わらない艶と指通りを維持できます。
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滲みる理由を分かっていれば、ホワイトブリーチをしても滲みたり痛くなることはありません。
ただし、本当に綺麗なホワイト領域のベースを作るには、ヴァージンヘアに近い状態であればあるほど容易になり、履歴が複雑であればあるほど難しく、不可能になっていきます。
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こちらの記事にあるような純白を目指すわけでなければ、多少のカラーやパーマくらいであれば問題なくできます。
しかし、黒染めや暗い茶色に白髪染め、ヘアマニキュアといった残留しやすい染料を多く含んでいるカラーをされていたり、
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縮毛矯正や普段のスタイリングで過度な熱が加わっているとできない場合も多々あります。
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今そういった履歴がある方は、申し訳ありませんが今すぐにホワイト領域のベースを作ることはできません。
けれど、これから丁寧にリタッチとカットを繰り返しつつ、ご自宅でのケアもご協力頂ければ、年単位の期間が必要になりますが、綺麗な髪の毛を整えていくことができますのでご相談ください。
Hanaの青系カラー総集篇
というわけで、僕が今までに作らせて頂いた紫系カラーをいくつかご紹介していきます。
記事にしている作品に関してはそのリンクも載せております。
詳しい履歴などについてはここの記事内で書いておりますので、是非合わせてご覧ください。
オーロラをイメージしたブルー系カラー
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僕のお客様からのオーダーで多い、自然界のものをイメージしたカラー。
動植物や自然現象、風景などの画像を送って頂く事が多いのですが、こちらはオーロラをイメージした感じで。
ホワイトブリーチしててもツヤツヤなブルーヘア
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ホワイトブリーチをしても、僕のブリーチであればここまで艶が出せます。
勿論それは見せかけの艶ではなく、髪の毛の芯から生まれる艶。
指通りもサラサラで、本当にブリーチしたのかと思うくらいの質感を作れます。
お色は青紫をベースに、青系のお色をふんだんに盛り込みました。
ローライトを織り交ぜた青系カラー
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青や紫って、一見暗めに見えるお色です。
しかし、ブリーチをしている分どうしても光の透過率が上がるため、単色や原色のみで作るとふわついた印象になってしまいがちです。
そこにバシッと黒のローライトが入ると、一気に引き締まった印象になってくれるので、普通のハイトーンに飽きてきた方にはオススメです。
地毛を伸ばしていく過程で作られるナチュラルグラデーション
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こちらの方のグラデーションはそういう風に作ったわけではなく、黒髪を伸ばしていく過程で自然に作られたナチュラルグラデーションです。
このままでも勿論可愛いですし、ここにハイライトを入れてあげると最近よく見るようなハイライトオンオンブレみたいな感じで可愛くなってくれます。
1年ぶりのブリーチからの青系カラー
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こちらの方は先ほどの方とは逆に1年ぶりにリタッチをしにご来店頂いたお客様。
どうしてもご来店頂けるスパンが長くなりがちな方は、ブリーチで明るくしすぎなければ次のご来店時の切れ毛などのリスクを減らすこともできます。
勿論、一番理想的なのは1.5〜2ヶ月のペースですが、難しい場合はそれを踏まえたご提案をさせて頂きますので遠慮なくご相談ください。
大人世代も好きな髪色に。大人のハイトーンカラー。
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僕のお客様は10〜20代くらいの方が多いのですが、こちらのお客様はそれよりもずっと上の世代の方。
ですが、”好き”を楽しむことに年齢なんて些末な問題だと僕は思います。
勿論、若い世代と大人世代を同じように作ってしまうと違和感が生じてしまいます。
けれどそれにさえ気をつければ、幾つになっても自分が好きだと思う髪色を好きに楽しんで頂けると思いますし、楽しんで頂けたらなって思うんです。
白髪染めのブラウンの中にネイビー
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ほんの僅かですが目立つところに白髪が出始めてきたこちらのお客様。
けれど僕は、だからと言って暗い白髪染めには絶対にしません。
どれだけ白髪が増えたとしても、黒髪の時と同じようにヘアカラーを自由に楽しんで頂きたし、そのために知識と技術があるから。
今回は表面をナチュラルな赤みの少ないブラウンに、インナーはネイビーにさせて頂きました。
夜桜をイメージした毛先に闇夜の青を使った髪色
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3〜4月は桜の季節だからか、ピンク系のカラーが増えます。
ずっと桜をイメージしたオーダーでピンクにする事が続いてたときに、
「桜インスパイアで完全お任せで!」
というオーダーを頂いたので、ピンク成分少なめな夜桜イメージカラーにさせて頂きました。
紫みのブルーの中をカラフルにしたアレンジしたくなる髪色
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表面にあたる部分をブルーに。
インナー部分にブランク(色を塗らない部分)を残しながらランダムカラフルにしたこちらのお客様。
ブルーの艶とインナーのパステルな色合いが綺麗な飴玉のように見えるスタイルです。
黒染めからのブルーバイオレット系カラー
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バイオレットのまとめ記事でも触れましたが、黒染めをしていてもこういった所謂派手髪にできる場合もあります。
ダメージレベルがどれくらい進んでいるかと、ブリーチでどこまで明るくできるか残留を取れるかの出たとこ勝負にはなりますが、可能な限りご希望に近づけられるようには致しますので、是非ご相談ください。
セルフブリーチ×8からの黒染め、からのブリーチでハイダメージ毛からの…
![](https://greencamel4.sakura.ne.jp/hanaknowledge/wp-content/uploads/2020/06/6D9C12AE-8E41-41B8-9F32-FBA4F768AA8A-160x160.jpeg)
超ハイダメージ状態でご来店されたこちらのお客様。
可能な限り「出来ません」とはお伝えしたくないのですけれど、本当にどうしようもない場合も多々あります。
そういう時は、それはそれとして受け入れて、その中で可能な限り少しでも可愛い髪色を作れたらな、って思うんです。
ツイステッドワンダーランドのオクタヴィネル寮をイメージした髪色
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今流行の枢やなさんがキャラデザなどをされているディズニー公式ソシャゲ”ツイステッドワンダーランド”のオクタヴィネル寮をイメージしたカラー。
2.5次元カラーとかを売りにしているわけではありませんけれど、僕もちゃんとオタクなので作品の世界観をイメージした髪色にして欲しいと言われれば喜んで作らせて頂きます。
ホワイト×水色のちょーかわいーなカラー
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青の中でもかなり作る事が難しい”明るくて淡い黄色味の青”。
つまり水色ですね。
明るくて淡い、の部分を叶えるためには色の混ぜ方ではなく、それ以前のブリーチでキチンと必要な明るさのベースが作れているかが大切になります。
僕にお任せ頂ければヴァージンヘアと変わらない艶と指通りのまま、ホワイト領域のベースを作れるので、こういった明るく淡いお色もお任せください。
ブルーとバイオレットの中に極彩色を仕込んだサイケデリックカラー
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ブルーとバイオレットのなかに、サイケデリックっぽい柄をイメージしたインナーを仕込んだこちらのお客様。
青や紫と極彩色の対比で、毒々しさがマシマシです。
最後に…
如何でしたか?
青系といっても色々な青がありますし、ベースの明るさ次第では様々な色落ちをさせられます。
単色は勿論、どんなお色と合わせても楽しい髪色になってくれると思います。
「青系でお任せ!」といったオーダーも喜んで承りますので、是非ご相談ください。
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