ホワイトブリーチをしたら毛先にカラー剤の残留があった時の対処法

ホワイトヘアやホワイトブロンドなどにしたい場合、最低限ヴァージンヘアである事が必須になります。

 

髪色をホワイトやシルバー、パステルカラーにするために必要な最低条件について
条件が整ってさえいれば、ブリーチは何回もしなくても1回で地毛からホワイトヘアにすることができます。 その条件と、何故白に出来なくなってしまうのかという理由をまとめました。

 

今現在、何かしらのカラーやパーマ・縮毛矯正をされていると、綺麗なホワイトやブロンドにすることはほぼ不可能になってきます。

では、そういった方がホワイトヘアにするには…、というお話をば。

 

 

 

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今ヴァージンヘアでは無い方がホワイトヘアにしたいなら…

 

なんて、サブタイ付けましたけれど。

その方法はめっちゃシンプルです。

 

 

 

根元から毛先までヴァージンヘアになるまで伸ばす(待つ)

 

これに尽きます。

…というか、これしかありません。

 

例えば「髪の毛がどんなにボロボロになってもいいです」と言うなら出来るかもしれません。

 

けれど、僕の中では”綺麗な髪の毛の上に綺麗な髪色は成り立つ”というルールがありますから。

それがお客様からのご要望だったとしても、僕はそういう仕事はしたくありません。

というか、少し上からな言い方になってしまいますけれど、そういう方は僕のお客様にはなれないので悪しからず。

 

髪の毛自体が綺麗な状態のまま、綺麗な髪色に…、綺麗なホワイトやブロンドにするためには、根元から毛先までヴァージンんヘアになるまで待って頂くのが一番です。

 

 

 

 

ヴァージンヘアが育つまでどれくらいの時間がかかるの??

 

根元から毛先まで完全なヴァージンヘアになるまで…。

つまり、髪の毛が伸びきるためにはどれくらいの期間が必要なのか。

 

1年で髪の毛はどれくらい伸びる?綺麗なホワイトヘアにするためには…
髪の毛を伸ばしていくのにはどれくらいの期間がかかるのか。ホワイトヘアの最低条件であるヴァージンヘアに髪の毛が生え変わるために必要な期間を長さごとにまとめ、綺麗に伸ばしていくために気を付けて頂きたいことをまとめました。

 

こちらの記事で実際にメジャーを当てて計測しているので是非ご覧ください。

 

簡単に言えば、一般的に髪の毛は1ヶ月で1〜1.5cmほど伸びると言われています。

なので、1年で12〜18cm、2年で24〜36cm…、といった感じで。

ザックリですが、

 

・耳が隠れるくらいのショートで1〜1年半

・肩に付くくらいのミディアムで2〜2年半

・肩を超える長さなら3年以上

 

の期間が必要になります。

 

安易なカラーやパーマをしてしまうと、いざ自分が本当にしたいお色が見つかった時に出来なくなってしまったり。

だからこそ、髪の毛はなるべく同じ人に担当してもらって、少しでもやってみたいなと思う髪色があれば、それに出来る余力を残しながら髪色を考えていかなければならないわけです。

 

 

 

約1年ぶりにご来店頂いたお客様をホワイトブリーチ

 

 

というわけで、今回のお客様。

 

前回はお仕事の関係で一旦地毛くらいの明るさまで暗くしてました。

で、そこから1年くらいかけて髪の毛を伸ばしていき、やっとブリーチしていた部分もなくなり、髪色も自由になったため、ホワイトブリーチをしようと。

 

 

 

1年経っていても…

 

 

こちらのお写真を見て頂くと、根元から毛先まで黒いので、「全部ヴァージンヘアなのかな?」と思いますよね。

ですが、前回のトーンダウンの際に根元の方から薬剤を塗っていたため…、

 

 

 

 

 

表面の毛先に、ほんのりとオレンジが…。

これはブリーチ不足ということではなく、前回のトーンダウンの染料の残留です。

 

「1年も経っているのに残ってるの??」

と思われる方もいるかもしれませんが、カラー剤に含まれる染料の中には、カットで物理的に切り落とさない限り無くならないものもあります。

こればかりは、トーンダウンをした際に根元から塗ってしまっているとなってしまうので仕方ありません。

 

 

 

 

ブリーチしてみたら残留色素があったときは…

 

今回のように、

 

 

 

 

ホワイトブリーチしてみたら毛先の方に染料の残留があって、根元から中間まではホワイト領域に達しているけれど、中間から毛先はオレンジ味が残って純白には出来ない場合。

 

 

 

シルバー系にする

 

よくインスタで見るシルバーをホワイトヘアと言い張るカラーであれば問題なく出来るかなと思います。

けれど、シルバーにしてしまう、シルバー系のカラー剤で無彩色に近づけるとなるとどうしてもその色の特性から黒染めのような残留をしてしまいます。

 

黒染めを使わないから次のカラーへの支障が少ないフェイクブラック
この辺りの記事で 黒染めをしてしまうと、次のカラーが難しくなる的なお話をさせて頂いております。 しかし、今の日本で生きていると”どうしても黒染めをせざるを得ない時”があったりしますよね。 そんな時に...

 

なので、リタッチを繰り返しながら時間をかけてホワイトヘアを目指すとなった場合、結局また染料が残留してしまうので、いつまで経ってもホワイトヘアにならなくなってしまいます。

なので僕は、染めたてからシルバーになるように染めることはあまりオススメしていません。

 

 

 

毛先を無視してホワイトに近付ける

 

根元から中間まではホワイトにできるけど、毛先だけ染料が残ってて白く出来ない…という場合、

 

 

 

 

紫シャンプーを使うとこんな感じに。

毛先の方はどうしてもベージュっぽくなってしまいますが、今白になる毛を白くすることは出来ます。

この状態が好きか嫌いか次第ですが、手段の1つとしては充分アリな選択肢だと僕は思います。

ちなみに根元から中間がちょっと紫っぽいのはご愛敬…。

 

 

 

いっそのこと紫にしてしまう

 

ちょっと逸れますが、

 

 

 

 

このように、少し明るめな青紫で染めてしまうのもアリです。

明るめの青紫であれば、ホワイト領域まで明るく出来ている部分は色落ちした時にホワイトっぽくなってくれます。

染料の残留でオレンジっぽくなっている部分もグレーっぽくなり、色落ちした時に少し赤みが消えていい具合にベージュっぽくなってくれます。

 

 

 

ブロンドに着地して、リタッチを繰り返しながら白くしていく

 

僕個人的には一番オススメなのがこの方法。

毛先に染料の残留があっても、ある程度明るくしきる事が出来れば割と馴染んでくれたりします。

なので、

 

 

 

 

こんな感じのブリーチしただけの状態で一旦終わるのもアリですし…、

 

 

 

 

ブラウンシャンプーをベースに作ったカラーシャンプーで、こういう暖かみのあるホワイトブロンドに持っていくのもアリです。

 

 

 

どの手段がベストかはご自身で決める事

 

といった感じで、

 

・毛先を無視してホワイトに出来る範囲をホワイトにしてしまう

・色落ちで少しでも白っぽくなるように明るめの青紫にする

・ブリーチしただけ、もしくはホワイトブロンドにする

 

の3つが僕個人的にはオススメです。

と言っても、最終的な判断はお客様ご自身がどうされたいかになりますから。

また白に出来なくなってもいいのならシルバーにしたっていいと思いますし、なんなら全然別のお色にしたっていいと思います。

 

あくまで選択肢として、こういった方法もあるのだなと思ってもらえたらと。

 

 

 

で、今回は…

 

 

この状態から、色々ご相談した結果、

 

・ゆくゆくは綺麗な白にしたい

・今は少しでも黄色味を抑えられたら嬉しい

・ブロンドも嫌いじゃ無い

・他の色にはしたく無い

 

という事だったので、ブラウンシャンプーをベースにした秘密の調合(笑)で…、

 

 

 

 

 

 

こんな感じ。

嫌な黄色味を抑えつつ、毛先のオレンジ味に馴染むように作りました。

 

純白ではありませんけれど、白っぽいブロンドという感じでこれはこれで綺麗ですよね。

 

 

 

 

 

メニュー:ホワイト・ブロンド(¥20,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)+ハルカカット(¥6,600)

所要時間:6h

 

 

 

といった感じで。

基本的にホワイトヘアにしたいとなると最低限ヴァージンヘアである事が必須になります。

 

髪色をホワイトやシルバー、パステルカラーにするために必要な最低条件について
条件が整ってさえいれば、ブリーチは何回もしなくても1回で地毛からホワイトヘアにすることができます。 その条件と、何故白に出来なくなってしまうのかという理由をまとめました。

 

けれど、毛先に少し残ってしまった程度であれば、こういった選択肢もあります。

また、もっとしっかりと残留してしまっていたり、根元数センチ以外殆どが残留しているとなっても…、

 

 

 

黒染め履歴有り
「黒染め履歴有り」の記事一覧です。

 

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「染料の残留有り」の記事一覧です。

 

こういった感じで、出来ることは色々あるので、是非ご相談ください。

ご予約お待ちしております。

 

 

 

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