何のために、何がしたくてトーンダウンをするのか

暗くしたいからトーンダウンするんだよ。

 

 

 

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そうなんすよ、暗くしたいからトーンダウンをするわけですよ。

そんなのは当たり前なわけで。

でも、その”暗くしたい”の言葉の奥には何があるのかって話です。

 

 

 

それは単純に黒髪に戻したい乃至はそれに近い一般的に言うナチュラルな髪色にしたいも勿論含みますし。

パキッとした色味に飽きてきたから少し深みのあるお色にしたいも含みますし。

赤味や黄色味を抑えたいとかだってあるわけです。

 

もっと言うなら、そうすることで”こういう印象にしたい”が必ずそこにはあるはずです。

 

例えばクールで意思が強い女性像を作りたいとなった時に、パステルカラーにはしませんし、ヴィヴィッドなお色だとしても黄色とかにはしないですよね。

クール、という単語が入った時点で、淡いお色や明るいお色、もしくは明るく見えるようなお色は先ず除外されますもんね。

 

 

 

とは言え、「こういう印象にしたい」という意思が強くある方って、正直そんなに多くは無いと思います。

何となくこんなイメージにしたいくらいはあっても、具体的にこうと言ったようなイメージってなかなか沸かないですもんね。

 

そういった方がトーンダウンをしたいと仰っている時って、

 

1、何となく明るい髪色に飽きた

2、失敗して明るくなりすぎてしまった

 

ということがあるのかなと。

 

2はまあ、そういう時もありますよね。

画像で見てたよりも実際の髪色だと、自分の身に纏ってみると明るすぎて似合わなかったとか。

純粋に、失敗してしまった時とか。

人生色々あります。

勿論、失敗なんて無いに越したことは無いですけれど。

僕のもとにいらっしゃるお客様の中にも、ブリーチで失敗して希望の色にならなかった明るすぎた鮮やかすぎたという方もいらっしゃいます。

セルフでされたのであればそれは、冷たい言い方になりますけれど自業自得と言わざるを得ませんが、他のお店の美容師さんがされた場合だと、きっとその人なりの何かしらの信念があってそうしたのかな。って思います。

それがたまたま、その方が求めていたものに合致しなかっただけで。

悪意があってそうする方なんていないでしょうから。

技術的に未熟なのであれば、それはもっと頑張ろうって話ですけれど。

 

 

 

で、1。

飽きたという方の9割9分9厘は数日後に「やっぱり明るくしたい」と言うと思っています。

…僕がそうですし。

本当に飽きたら、何もしないでほったらかしにしますしね。

 

大体、飽きたからトーンダウンと言っても、結局暗い髪色にもすぐに飽きてまた明るくしたくなるものです。僕の乙女心がそう叫んでいます。

 

なので、そういう場合その後どうしたいのかというプランニングをしっかりしていきます。

例えばホワイト領域まで明るくした場合、一度トーンダウンしてしまうと次はもうブリーチしていた部分に更にブリーチというのが難しく、明るく出来るのは完全に生え変わるまでとなります。

例えばそれが、毎回お任せで好きにしていいよと言ってくださる方であれば、トーンダウンの履歴を活かしたような髪色にするので全然問題無いのですけれどね。

こうしたい、という意志の強い方のトーンダウンは、かなり慎重になります。

兎にも角にも、ヘアカラーで大事なのは履歴なので。

長く担当させて頂くからには、責任持ってやりますからね。

 

 

 

で、あともう一つ、意外と見落としがちなのが…、

 

 

 

3、赤みや黄色味を抑えたいという場合

 

 

 

トーンダウンをしたいというお客様の中の大多数はこれなんじゃ無いかなって僕は思っています。

ブリーチであれば黄色味を、黄色が出てくる手前くらいであれば赤みを少しでも無くしたいとなった場合に、どう表現したらいいか分からずに「暗くしたい」と仰ってしまうパターン。

 

この場合に、ただトーンダウンすると、その場の仕上がりはいいかもしれませんが、色落ちした時にまた赤みが出てきて、更にまたトーンダウン。

繰り返していくうちにどんどん毛先に残留する染料が蓄積され、結果根元が明るくて毛先が暗い、根元が伸びてくると地毛の黒から明るくなって毛先でまた暗くなるみたいな状態になってしまいます。

 

赤みや黄色味を抑える場合、そこに染料を乗せるので結果的にはトーンダウンになるわけですけれど、色落ちした時どうしたいかを考えた場合、単純に茶で暗くするトーンダウンではいけない場合もあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

てわけで。

僕がずっと担当させていただいている方で、前回はピンク系にしていました。

今回はちょっと暗く落ち着かせて赤みを抑えたいとのこと。

かと言って寒色に振ってしまうと今の残留の感じだと濁ってしまうのと、肌色等に合わず印象が悪くなってしまうので…、

 

 

 

 

 

 

こうしました。

無理やり赤みを抑え込むというよりも、嫌な赤みを抑えながら赤みがあるからこその暖かみを残す柔なか雰囲気に。

 

 

 

 

 

 

色に敏感な方ならわかると思いますが、色味としては紫にしています。

紫は赤と青を足した色ですから、ど真ん中の紫だと赤みを足しすぎてしまうので、少し青味に寄せた紫で作っています。

 

 

 

 

 

 

メニュー:Hana式ブラウン(¥15,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)

所要時間:3h

 

 

 

トーンダウンをする、と一口に言っても目的もやり方も色々あります。

なので、何故暗くしたいのかという部分まで、そして今後どうしていきたいのかまでお伝えいただけると、そのためにどうするべきかをより詳しくお伝えできます。

勿論、よく分からない、上手く伝えられないという方でも一緒に考えるので、是非遠慮なくご相談ください。

 

 

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