夏の始まりっぽい緑系カラー

春っぽい色、秋っぽい色ってよく良いますよね。

春っぽい色と言えば黄色やピンクや緑とか?

夏なら青系とかグレー系、秋なら茶系や暖色系。

冬は黒系とか…。

まあ、色々其々の持つイメージとかあると思うんですけど。

でもね、パーソナルカラーと同じで「夏っぽいのは○色」とかってことは無いんですよ。

今日はそんなお話です。

 

 

 

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その季節っぽい色、ではなくその季節っぽい系統

 

冒頭で書いたように、多くの方が

「○色と言えば夏のイメージ!」

みたいな感じの印象を持たれていると思います。

 

しかし例えば青であれば、同じ青の中でも色々な青がありますよね。

ど真ん中の真っ青な青とか、青紫、青緑。

そこからさらに、明るいもの暗いもの、鮮やかなものくすんだもの。

 

同じ色の中でも様々な色合いがあります。

ですから、「○色が夏のイメージ」と言うよりも、

「夏っぽい○色は明るくてくすんだ感じ」

と言うのが正しいのかなと思います。

 

 

 

時期に対するイメージ

 

さらに言えば、同じ季節の中でも始まりの方なのか、真っ只中なのか、終わりの方なのかで受ける印象も様々ですよね。

 

例えば秋の始まりってまだ台風とかも多くて湿度も高く気温も高い事が多いですから、まだそこまで茶っぽくなかったりくすんでいないイメージ。

中旬くらいになるとだんだんと実り深まり、全体的に茶や暖色の色合いが濃く深くなっていきます。

冬が近づいてくるとそれが段々とくすんでいき、何となくもの悲しい雰囲気になっていく…。

 

みたいな。

ですから、色のイメージと合わせると本当に多種多様な季節と色の表現ができると思うのです。

 

 

 

夏の始まりっぽいグリーン系カラーにしたい!

 

と言うわけで今回のオーダー。

 

夏っぽい緑にしてください!

 

とのこと。

緑以外は全部お任せで。

 

ってことだったので、まだそこまで梅雨感も無いですし、くすませると言うよりは今まさに草花は生き生きしているなってイメージ。

なので、染めたては少し鮮やか目にして生き生きとした感じにしつつ、色落ちの過程でパステルっぽい雰囲気を通るような感じに作ろうかと。

 

 

 

ビフォア

 

前回のカラーは

 

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このような感じにさせて頂いており、そこから約2.5ヶ月。

良い具合に色落ちして…、

 

 

 

 

こんな感じになっておりました。

良い具合にパステル。

ブリーチの時点で綺麗なベースが作れていれば、このように乗せた色がそのまま薄まっていくような色落ちをさせられます。

 

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先ずはリタッチ

 

兎にも角にもリタッチで…、

 

 

いつものように1スライス(1束)事にアルミホイルを挟んで、根元に塗ったブリーチ剤が上下の既にブリーチされている部分に付いてしまわないように。

 

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こういったリタッチは、ペーパーだったりコットンだったり、様々な方法がありますが、僕はアルミホイルで行う方法が一番好きでよく行います。

どれが良い悪いと言うよりも、そのメリットデメリットを理解してどう使うかです。

 

 

 

オンカラーして仕上げ

 

で、リタッチ後の写真とか撮り忘れてしまっているのですが…、

 

 

 

 

このビフォアの写真を見てもらうと分かる通り、中間から毛先にかけて、前回のピンクやグリーンが残っていますよね。

このピンクやグリーンって、良い具合に明るくてくすんでいるじゃないですか。

何ならブロンドの部分も、綺麗だなって思うんです。

 

なので、それを活かして…、

 

 

 

 

 

 

こんな感じに。

全体的に生き生きとした緑系を起きつつ、前回のカラーの残留や色落ちをブランクとして使ってみました。

 

 

 

 

後ろから見るとこんな感じ。

 

 

 

 

黄色やシルバーも混ぜて。

 

ベースは前回まで同様ホワイト領域まで明るくしているので、ここから約1ヶ月程経つと良い具合に明るく淡くなって行ってくれます。

 

 

 

 

 

メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)

所要時間:6h

 

 

 

といった感じで。

その季節っぽい色、と言うよりもその季節のイメージにあった色合い、というような感じで考えてもらえると、選択肢はグッと広がります。

また、季節の移り変わりもイメージして作る事ができれば、色落ちも含めてその季節っぽい感じを楽しむ事ができると思います。

 

そんな僕の作るデザインと、色落ちまでを見越したカラー。

是非ご相談ください。

 

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