サクッと作品紹介記事です。
梅雨なんでね。
ちょいとスモーキーな感じが僕の中でのトレンドです。
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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水色×グレーのカラーオンブレ
というわけで、今回ご紹介するのはこちら。
根元が水色で毛先がグレーのカラーオンブレです。
淡く柔らかな水色とグレーの組み合わせが可愛いですよね。
水色にするにはどれくらいの明るさが必要？？
水色を綺麗に出すためには、最低限ホワイト領域のベースが必要になります。
というのも、水色って物凄く淡くて明るい、つまり薄い青ですよね。
ブリーチの時点で黄色味が残っていると、その黄色と青が混ざり緑っぽい見え方をしてしまいます。
なので、水色を綺麗に作りたい時は、最低限この根元のように真っ白にできる明るさが必須になります。
毛先の方のオレンジって…？
で、先ほどの根元の画像をよく見てもらうとお分かりだと思いますが、
根元の方は綺麗に白くなっていますが、中間から毛先はかなりオレンジっぽくなっていますよね。
これはこちらの記事で説明しているのですが、
一般的に綺麗に色落ちして次のカラーの邪魔をしないと謳っている某カラーバ○ーの残留です。
どんなに次のカラーの邪魔をしないと謳っていても、染料の構成によってはこのように残ってしまいます。
こういった染料が使われていると、どんなにブリーチしても完全に落としきることは出来ません。
髪の毛がボロボロになるまでブリーチしたら取れるかもしれませんけれど、僕はあくまで綺麗な髪色は綺麗な髪の毛からと思っているので、無理なブリーチはしません。
前回から伸びたからこそ今回のデザインにできた。
前回の時点ではこんな感じで、根元2〜3センチだけがヴァージンヘアで、そこから先はカラー○ターの色が残っている状態でした。
なので、仕上がりとしてはこんな感じで、
根元に少しだけ明るい部分があり、それ以外の殆どはオレンジな状態でした。
このバランスだと、色にもよりますけれど、根元に色を入れたとしても根元のほんの数センチだけ綺麗に染まるみたいになりバランスが悪くなってしまいます。
しかし、今回で大体4〜5センチほど綺麗なベースが作れました。
これくらいの範囲が綺麗にブリーチ出来ていると、根元と中間毛先で色を変えた時のバランスが取れます。
この時点でも根元のホワイトと中間〜毛先のオレンジのバランスがいいですよね。
ヘアカラーでもカットでも、一番大切なのはバランスです。
それが崩れてしまうと、途端に下品になってしまいます。
勿論、バランスの取り方、綺麗なバランスには様々な形がありますから必ずしもこうでなければならないと言うことはないと思います。
けれど、綺麗だなと思う髪型や髪色は必ず、何かしらの形でバランスが取れているものです。
水色とグレーを作る時の薬剤
先ずこのベースを作った上で、
水色は
バッドボーイブルー:ブルーエンジェル:ヴァージンスノー:ライラック=1:5:5:ほんのちょっと
グレーは
ダークスター:ヴァージンスノー=1:2
で作っています。
バッドボーイブルーを薄めただけでも水色は作れますが、そこにほんの少し青紫を混ぜると黄色味が綺麗に打ち消せるのでオススメです。
グレーは、アルカリカラーではなく塩基で作る場合、最近はダークスターがいい感じです。
料金と所要時間
メニュー：Hanaカラー(¥20,000)
所要時間：６h
といった感じで。
まだまだ続く暑い時期は、こういう涼しげな系統のお色がオススメなので是非。
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