普段からド派手なカラーを作っているのでこんなことを言うと嘘だと思われがちなのですが…。
一番好きなスタイルは、パッと見でわからないスタイルです。
しれっと。しれ〜〜〜っと。
清楚っぽい子がどえr(((((
【華やかで品のある髪色が派手髪】
【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】
をモットーに、東京は学芸大学駅から徒歩4分の Al Chem という美容室にてカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。
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要するに、ギャップ萌えっていいよねって話です。
パッと見普通っぽい子がとんでもない趣味持ってるとか。
ヤンキーにしか見えない奴が家でお猫様に赤ちゃん言葉で話しかけてるとか。
そういう、ギャップが良いんすよ。
閑話休題
というわけで今回のテーマは…。
最高に可愛くてハッピーになるカラーを、パッと見では見えないように作るぞ〜!
って話です。
タイトル無駄に長いですね。
最近のラノベかな?
ビフォア
一年ちょい振りのご来店なこちらの子。
前々回はホワイト領域まで明るくしてカラフルに。
前回はフェイクブラックに。
そこからちょいちょいカットを挟みつつ、一切カラーなどは何もせずに伸ばして来たそうで。
曰く、
「カラーするならHanaさんしかおらんやん?」
って。
…嬉しいかよ。
とりあえず、ホワイトブリーチ
をするんですけど、「ホワイトブリーチとブリーチの違いって?」って思った子は一個前の記事読んでね。
で、ホワイトブリーチするんですけど。
今回のテーマはタイトルにもある通り”パッと見わからないようなインナーカラー”です。
インナーカラーという配色の特性上、普通に作ってもボブなどの重めのスタイルであれば、パッと見は殆ど見えません。
しかし、それでも多少のグラデーションが付けばインナーの毛先がチラチラと、アウトライン上に見えて来てしまいます。
なので…、
こうします。
見えますか?フォイルの間から見える黒い毛先。
そう、今回は毛先を外してブリーチしています。
更に、写真だと少し分かりづらいですが、インナーの範囲もオーソドックスな水平で分けるやり方ではなく、ちょっと変わった範囲取りをしています。
ブリーチは”滲みない”が当たり前。
ちょいと話が変わりますが。
ホワイトブリーチをするとなると、よく
「めっちゃ滲みて痛そう…。」
と誤解されている方がいます。
確かに、ブリーチはとても強い薬剤なので、頭皮にベタベタと付けてしまうと、様々な要因から頭皮に非常に強い刺激を与えることになってしまいます。
なので僕は、
このように、根元の方はちょっとかする程度にして、頭皮には極力付けずに根元の方から明るくするゼロテクという塗布をしております。
するとこのように、根元に僅かな黒いポツポツがありますが、遠目で見た時には殆どわからないくらい、ギリギリから明るくすることができます。
その上、頭皮に薬剤を付けないため、滲みたり痛いということもまずありません。
ゼロテクに関しては、詳しくはこちらの記事をご覧くださいませね。
やり方によってはもっとギリギリまで攻められるけど…
ちなみにこの”ゼロテク”という技術も、あくまで”頭皮に付けないように塗布するという概念”であり、そこには様々なやり方があります。
僕の場合、ダメージを極限まで抑えることに重きを置いているため、コーミング(櫛を通すこと)をしないので、多少根元がポツポツと黒い点ができてしまいます。
これがコーム(櫛)を使った塗布だと、もう少し根元ギリギリまで攻めることができます。
しかし、あくまで僕は”可能な限りダメージを抑えること”全振りしているので、そういった塗布はしていません。
どちらが良い悪いという話ではなく、どんな哲学で仕事をしているかの話です。
僕のブリーチについてはこちらをご覧くださいませね。
閑話休題
最高にハッピーになれる配色はこう
さて、オンカラーです。
ベースはホワイト領域まで打ち抜いているので、邪魔するものなど何もありません。
これら計10色を…、
こんな感じで。
織り混ざるというよりも、一色一色が主張してくれるような感じで。
最後に軽くコーミングしたけど、この付いてるのがもう可愛い。
で、完成〜。
どうでしょう。完全に見えなくなっていますよね。
周りからは全く見えないインナーカラー、最高です。
え?ちゃんと見せろって?
仕方ないなぁ…。
Al Chem総力戦で仕上げたら…。
Happiest Rainbow 完成
ね。可愛いでしょ。
なんか見ているだけで、最高にハッピーになれそうじゃん?
this is manic panicって感じじゃん??
動画でぐるっと。
可愛いとハッピーが溢れていると思うんですよ。
ちなみに、普通に降ろしているとこうね。
このままでも、可愛いでしょ?
ホワイトブリーチがキチンとできるからこその発色
こういう蛍光っぽい発色をさせたい場合、つい”乗せる色が強い色であること”の方に目が行きがちです。
しかし、一番大事なのは”ブリーチによってどんなベースが作られているか”です。
というのも、これが例えばもう少しメラニンが残っているイエロー領域のベースだった場合。
メラニンが光の透過率を下げてしまうため、強い発色であることはそこまで変わらなくても、少し…ほんの僅かに濁りが出るため、どちらかというとヴィヴィッドトーンかディープトーンのような発色になります。
今回のようなブライトトーンのような発色をさせるためには、くすみが一切でないホワイト領域のベースを作った上で、くすませずに鮮やかで強い色味を乗せてあげる必要があります。
これも、あくまで好みや求める印象に対してどうするべきかの話で。
もっと色に深みが欲しいとか、ハッピーな感じよりも強い印象にしたい場合は、トーンを落としてあげるのが正解です。
どちらが良い悪いではなく、どうしたいかに合わせてどうするべきか、の話です。
料金
メニュー:Hanaカラー_point(¥20,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)+ヘアアレンジ(時価)
所要時間:6h
レインボー系のカラーって、見ているだけでワクワクしますし、つい笑みが溢れるような人をハッピーにさせる力があると思います。
確かに、カラフルの頂点、一見するとド派手になりますけれど、上手く取り入れてあげるとそれだけでグッと可愛くなると思うので、是非挑戦してみて貰えたら嬉しいです。
過去のレインボー系のカラーも是非ご覧ください。
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