全体ブリーチはできないけれど少しでも赤みを抑えて柔らかな髪色に

”柔らかさ”って大事ですよね。

こう…、ね。

 

 

 

【華やかで品のある髪色が派手髪】

【当たり前から一歩踏み出した面白いスタイルを】

をモットーにカラー技術ではなく僕の作るデザインをご提供しております。

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僕のプロフィール画像とか、柔らかさの権化みたいな雰囲気醸し出してますからね。

近付き難いと思われがちですが、基本ポップでハイな僕なのでご安心くださいね。

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

 

というわけで。

恐らく僕のカラーの中で一番世の中に対する需要があって、けど実際には2割程度の方にしかしない茶色のお話。

 

 

 

 

 

茶系の髪色って、一見全部同じように見えるかもしれませんけれど、茶の中で結構バリエーション豊富なんですよね。

赤みの茶は勿論、少し緑みに寄せたオリーブ系の茶もありますし、紫みを加えたモーブっぽい感じもそうですし、赤みを抑えたベージュも茶の仲間です。

 

 

 

そんな中で、矢張り一番多いオーダーが、

 

 

 

「”何色がいい”とかのこだわりはないけれど、赤みは極力抑えたい。」

 

 

 

というオーダー。

恐らく僕だけではなく、日本中見渡しても一番多いカラーのオーダーはこれでしょう。

 

というのも、日本人の黒髪を構成しているメラニン色素は主に黄色と赤褐色のメラニン。

黄色の方は比較的最後まで残るのですが、赤褐色の方は比較的簡単に取り除けます。

…ブリーチをすれば。

 

 

 

ブリーチをせずに普通のカラー剤で染めた場合、もしくはライトナーやカラー剤の中でも最も明るい薬剤を使ったとしても、この赤みの原因たる赤褐色のメラニンは残ります。

これをブリーチなどで除去しないことには、完全に赤みを消したベージュっぽいようなお色などを作ることは…、できなくはないですが、まあまあ時間とコストとダメージがかかります。

 

 

 

ので、僕がそういったお色を作る場合、

 

 

 

 

 

 

こうします。

物凄く細かくハイライト。

これをしてあげるだけで、仕上がりの雰囲気をグッと変えられます。

 

何故なら色の見え方の効果として、赤みが出ないところまで明るくした毛が細かくあると、遠目で見た時にブリーチをしていない部分と同化して、ブリーチをした部分とそうでない部分の中間のような見え方をしてくれるものがあります。

 

よく、白髪が多くなってきた髪の毛を”グレイヘア”と呼びますよね。

アナウンサーの近藤サトさんがされたことで一躍話題となったこの髪色ですが、こういった髪色がグレイと呼ばれる理由はまさにこの同化効果が理由で、白髪と黒髪が混ざり合い、遠目で見た時に灰色、グレイに見えるからそう呼ばれています。

 

で、ハイライトを入れるというのはこのグレイヘアを擬似的に作ることとも言えて、希望の色味を出せる毛と、その明るさまでいかない毛を混ぜることで、結果その中間の色味になっているように見せることができるわけです。

 

 

 

 

 

で、出来上がったのがこちら。

 

 

 

 

 

細かなハイライトがちらりと見えますよね。

ベースのお色も極力赤みを抑えられるような色味で作ったのもありますが、

 

 

 

 

 

 

かなり赤みが抑えられ、柔らかな雰囲気の髪色になってくれています。

インナーはしれっとネイビー。

色落ちした時に黄色味が気になりにくいように、青紫で作っています。

 

 

 

 

 

メニュー:Hanaカラー_point(¥20,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)

所要時間:5h

 

 

 

ホワイト領域のブリーチばかりしているように見えますし、実際8割くらいのお客様がそうですが、茶色の仕事もしております。

勿論、ただアッシュで染めた茶色とかではなく、ハイライトやローライトを織り交ぜた茶です。

 

ハイライトの明るさは様々とは言えブリーチをするのでダメージが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日ブリーチと向き合っている分、極力ダメージを抑えたハイライトと、色味を理解しているからこそできる茶色のバリエーションがあるので、是非ご相談ください。

 

 

 

 

コメント

  1. […] […]

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