暖色系のカラーも、カラフルにすると可愛いよねって話

僕のInstagramを見てくれている方々ならお分かり頂けると思いますが、結構オーダー頂く色に偏りがあります。

大体多いのが青や紫、ピンク、んでホワイトやブロンドです。

暖色、特に赤やオレンジ、黄色は本当オーダー少ないんですよね。

 

 

 

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何故暖色を希望する人が少ないのか

 

暖色系も可愛いんだよ〜って話をする前に、何故暖色系のカラーをオーダーされるのが少ないのかを、独断と偏見で分析してみると…。

 

1、隣の芝生が何とやら

 

シンプルに、日本人の髪の毛にあまり無い色味だからかな、と。

 

日本人の髪の毛って黒髪のイメージが強いですが、その黒髪を構成しているのは黄色と赤褐色のメラニン色素です。

ちょっと明るくしたくらいだと赤みが強く出て、だからみんなその”赤み”を抑えるためにアッシュとかで染めたがるわけで。

 

これが海外の方、特にヨーロッパ系の方々は、黄色に加えて青とかグレーのメラニン色素を持っていると言われています。

だから、ちょっとブリーチすれば綺麗なブロンドになってくれたり。

何もカラーをしていないヴァージンヘアでも、綺麗なグレージュっぽいようなアッシュっぽいような柔らかい髪色だったりします。

 

ヘアカラーでなくてもそうですが、日本人ってどこかそういった海外の方々に対する憧れって少なからずありますよね。

故に、日本人が持っていないものを求める結果、青とか紫とか、ブロンドもそうですし、ピンクならコーラルみたいなオレンジ系ではなく紫み寄りのピンクの方が人気なのかな、と。

兎にも角にも、黄色味も赤みも感じさせないような髪色に、強い憧れを抱いているのかなって思っています。

 

 

 

2、暖色系は色落ちしたら汚くなる…?

 

これは好みの問題であり、物凄い誤解もあるのかなって思うのですが…。

 

僕が「暖色系のカラーはどう?」とお聞きした時に

「暖色系のカラーって、染めたては綺麗だけど色落ちしたら汚くなるイメージがある…。」

と、よく言われます。

 

勿論、”綺麗汚い”って好みなどの主観に因る部分が大きいので、一概に汚く無いとは言えません。

 

しかし大体の場合が、誤解なんじゃ無いかなって思う部分もあります。

 

と言うのも暖色系のお色って、寒色系のお色や青味のピンクに比べて、比較的ブリーチでそこまで明るくしなくても、染めたては綺麗な発色をさせる事ができます。

 

何故なら、1つ目の理由で書いたように、日本人の髪の毛は黄色と赤褐色のメラニン色素で構成されているから。

元々黄色味赤味があるところに、青とか紫を乗せても中々綺麗には発色してくれません。

しかし、同じ黄色や赤、その中間の色であるオレンジなどは、比較的簡単に発色してくれます。

 

なので、こういう方は少ないと思っていますが、美容師さんによっては、

「お、暖色か!ラッキー!そんなブリーチ頑張らなくても簡単に作れるじゃん!」

みたいに考える方もいらっしゃるようで…。

 

でも、色落ちまでを想定するのなら、安易に低い明度で止めることはできません。

 

 

 

キチンとブリーチすれば、暖色系も綺麗に色落ちしてくれる

 

暖色系のお色が嫌厭されがちな理由の1つ目はもう仕方ないです。

何に憧れるかなんて人それぞれですし、好きな色を好きに身に纏う事が1番いい事だと思います。

 

ただ、2つ目の理由で嫌厭されているのであれば、それは誤解だよと声を大にして言いたいです。

 

例えば、よく「色落ちすると汚い茶になる」と言われてしまうオレンジも…、

 

 

 

 

キチンとしたブリーチをしてあげる事で、1ヶ月後には…、

 

 

 

 

こんな感じで、綺麗な淡いオレンジになってくれますし、最終的にはまた綺麗なブロンドになってくれます。

 

暖色系に染めるから色落ちが汚くなる

 

のではなく、

 

綺麗だと思える色落ちをさせることを前提にブリーチしないから、色落ちが汚いと感じてしまう

 

ということなのです。

 

 

 

色落ちはブリーチと乗せる色の掛け算で決まる

 

こちらの記事でも書いている通り、

 

色落ちしても綺麗で色落ちもデザインするHanaカラーについて
ヘアカラーで絶対に避けられない色落ち。折角綺麗な髪色になっても色落ちしたら汚くなったら悲しいですよね。避けられないからこそ、色落ちまでを想定したカラーをしています。色落ちまでデザインする僕のカラーの拘りをまとめました。

 

色落ちしたときの状態、お色というのは、”何色で染めるか”だけではなく、

”ブリーチでどれくらいの明るさのベースを作り、それに対してどのような染料構成の薬剤で染めたか”

で決まります。

 

なので、決して”暖色系にすると色落ちが汚い”なんてことはありません。

 

色落ちした時の状態まで見越して、キチンとブリーチをしてあげれば、暖色系も綺麗な色落ちにする事ができます。

 

 

 

暖色系でカラフルも可愛い

 

そんな暖色系で作るカラフルは、寒色系で作るカラフルとは全く違う可愛さがあります。

 

例えば…、

 

 

 

 

 

こういう、鮮やかな暖色系と、ちょっとくすんだ垢を織り交ぜたスタイルとか。

 

 

 

 

全体的に鮮やかなピンクや黄色、赤、紫を織り交ぜたスタイル。

 

こういうのも、可愛いですよね。

 

 

 

 

 

 

メニュー:Hanaカラー_full(¥25,000)+Hana式トリートメント(¥5,000)

所要時間:6h

 

 

 

と言った感じで。

寒色系やピンク、ブロンドやホワイトなどに比べてオーダーの少ない暖色系のお色ですが、キチンとブリーチしてあげれば綺麗な発色は勿論、色落ちしても綺麗なお色にしてあげられます。

 

寒色系などとはまた違った可愛さに溢れているので、是非オーダーしてもらえたらと思います。

 

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